きょう6日(金)は金沢、富山、松江、鳥取、水戸で初雪が観測されました。あす7日(土)は二十四節気の「大雪(たいせつ)」で平野部でも雪が降る季節となります。全国的に真冬の寒さとなって、このまま暦通り寒さが深まっていく…と思いきや来週からは気温が上がる見通しです。
偏西風が日本の北に蛇行する傾向に変わりはなく、日本付近は寒気が南下しにくい状態が続く見込みです。そのため、向こう1ヶ月(12/7~1/6)の平均気温は全国的に平年より高い予想です。年末年始は厳しい寒さにはならず、比較的過ごしやすい気温となるかもしれません。
一時的に冬型の気圧配置になっても長くは続かず、東・北日本の日本海側の降水量は平年より少なく、降雪量も少なくなるでしょう。スキーやスノーボードのシーズンとなりますが、ゲレンデの雪不足が心配されます。一方、太平洋側は低気圧や前線の影響で平年より降水量が多くなりそうです。
(きっしー)