各地でまとまった雨 週末は西から天気回復

台風21号は非常に強い勢力を維持しながら小笠原諸島を通過し、父島では最大瞬間風速52.7m/sの猛烈な風を観測しました。小笠原諸島はきょう夕方にかけて暴風や高波に警戒を続けて下さい。 一方、九州の南海上には上空に寒気を伴った低気圧があり、あす25()にかけて九州南部から四国沖、本州南岸をゆっくり東北東へ進む見込みです。

25日(金)09時の予想天気図

↑低気圧が東進 あすにかけて広く雨に

低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で雨雲が発達し、九州・中国・四国地方は今夜にかけて、近畿・東海・北陸地方は今夜~あす昼前にかけて、関東甲信地方や東北南部はあす朝~夜遅くにかけて雨脚が強まり、被災地でもまとまった雨となりそうです。復旧作業をされる際は十分注意してください。

また台風21号は26()にかけて日本の東海上を北上する見通しで、関東~北日本の太平洋沿岸部も強風やうねりを伴った高波に注意が必要です。 

26日(土)09時の予想天気図

↑気圧の谷は東へ 西日本は天気回復

あす25日(金)は西から天気回復に向かい、沖縄と西日本は26日(土)と27()はお出かけ日和となるところが多いでしょう。一方、東日本や北日本は週末もスッキリしない天気が続き、北日本や北陸地方は傘が活躍しそうです。

きょうから二十四節季の霜降(そうこう)。読んで字のごとく「霜が降り始める」頃とされ、秋が深まる時期となります。今年の秋は暖かな空気が流れ込みやすく全国的に気温は高めではありますが、朝晩を中心に冷え込みが強まってきています。体調を崩しやすい時期ですので体調管理にお気をつけください。

(みやっち)

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