9月に入りここ2日間ほどは関東地方は最高気温が25℃前後と涼しくなりましたが、きょう(6日)になって再び暑さが戻ってきました。九州~東北地方の各地で気温が上がり、全国観測地点の半数以上で真夏日に。兵庫県豊岡市と鳥取県境港市では35.8℃など14地点で猛暑日を観測しました。向こう1か月の予報(9/7~10/6)によると、9月中頃までは高温傾向ですが、後半からは秋らしくなりそうです。
太平洋高気圧は9月中頃まで勢力が強く、西~東日本を中心に平年よりも気温が高くなる見込みです。特に、11日(水)頃からの5日間ほどは、東海や西日本、沖縄・奄美で気温が平年よりかなり高くなるとして、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表しています。農作物や家畜の管理、熱中症対策など健康管理にご注意ください。
しかし、9月後半には夏の高気圧は徐々に後退し、北から涼しい空気が流れ込みやすくなるため、だんだん秋らしくなってくるでしょう。秋物を用意しておくと良さそうです。
向こう1ヶ月の降水量は前線や湿った空気の影響で東・北日本、沖縄・奄美は平年並みか多くなる見通しです。西日本は平年並みですが、日本の南で次々と台風が発生する可能性があり、その動向次第では降水量が増えるおそれがあります。
(きっしー)