西日本中心に大雨警戒

梅雨前線の影響で西日本を中心に7月2日(火)ごろにかけてまとまった雨が予想され、特に九州や四国地方では総雨量がかなり多くなり、災害が発生するおそれがあります。

30日(日)は梅雨前線上の低気圧が山陰沖から北陸地方へ進み、西〜東日本に暖かく非常に湿った(雨雲の元となる水蒸気を大量に含む)空気が流れ込むため、午前中は北陸地方や東北地方で雨脚が強まり、西日本も日本海側や西から発達した雨雲がかかり始める見通しです。

九州や四国、近畿地方など西日本では1時間に50〜80ミリの非常に激しい雨が降り、週明けにかけて活発な帯状の雨雲がかかり続け、災害級の大雨となるおそれがあります。低い土地の浸水や土砂災害、川の増水やはん濫に警戒し、早めに避難所等の安全なところに移動するようにして下さい。

6月30日(日)09時の予想天気図

6月30日(日)正午の予想降水域

一方、沖縄地方は太平洋高気圧に覆われて、6月29日に平年より6日遅い梅雨明けを迎えました。梅雨期間中の降水量は沖縄本島地方や大東島地方で平年のおよそ2倍、宮古島や石垣島で平年より少ない約7割程度の降水量になりました。

↑梅雨期間中の降水量(速報値)
※与那国島は欠測含む




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