不快指数、という言葉はメディアなどで耳にされる機会も多いと思います。そもそもこの「不快指数」ってなんでしょう?
不快指数は蒸し暑さを計算式で出した指数で、計算式もいくつかあるようですが、日本のメディアで使われているものは下記になります。
不快指数=0.81×温度+0.01×湿度×(0.99×温度-14.3)+46.3
なぜここに46.3?などナゾの数字が並んでいますが、この計算式はアメリカでうまれたもの。(※日本の気象庁では統計を取っていないそうです!)そしてこの計算式には風や日射などの条件は加味されていないため、例えば同じ気温だったとしても風の有り無し・日陰と日なたでは、不快指数の数値が同じだったとしても体感指数は異なるとされています。
■不快指数75以上になるとクーラーをつけたくなるかも
不快指数と体感の関係をみてみると、大体75を超えた辺りから「暑くて不快」と感じる人が出てきそう。80以上になると殆どの人が不快に感じてクーラーオン!に異論を唱える人が減りそうですが、個人差もあるため70~79くらいまではせめぎ合いの可能性もあるかも。ちなみに日本人は世界のほかの地域の人と比べて「耐不快指数度」が高いというウワサも・・・。本当のところはどうかわかりませんが、日本の気候を考えると、湿度が高いのには慣れっこなのかもしれないですね。
<不快指数と体感>
54以下 寒い
55〜59 肌寒い
60〜64 何も感じない
65〜69 快い
70〜74 暑くない
75〜79 やや暑い
80〜84 暑くて汗が出る
85以上 暑くてたまらない
梅雨時期は不快指数の計算式にも大きく関わる「湿度」が高くなります。ムシムシ、汗もかくし、空はどんより・・・気分も最悪!イライラして不快連鎖にならないよう、服装や気分転換など、できるかぎり工夫してこの時期を乗り切ってください。
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(アール)