今日は、移動性の高気圧が西から日本付近を覆いますが、上空の寒気や気圧の谷の影響が残るでしょう。このため、全国的には晴れる所が多くなりますが、北海道と東北の日本海側にかけて午前中は雲が多めで一部では雨の残る所がありそうです。また、午後は西~東日本の太平洋側では山沿いの一部でにわか雨や雷雨のおそれがあります。変わりやすい天気にご注意ください。沖縄地方も気圧の谷の影響で雲が多く、雨の所がある見込みです。
5/3(金)09時の予想天気図
日中の気温は、本州の日本海側をのぞき平年並みか平年を上回り、暖かくなるでしょう。特に、西~東日本の太平洋側を中心に25℃前後となり、5月下旬~6月上旬並みの汗ばむ陽気となりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道では午前中は雲が広がりやすく、日本海側や内陸部では雨の残る所がありますが、昼頃からは各地で晴れるでしょう。ただ、西寄りの風がやや強く、太平洋側の海上はうねりを伴い波がやや高い状態が続きますので、海のレジャー等はご注意ください。東北では、日本海側で朝のうちまで雲の広がる所がありますが、雨の降る心配はなく、日中は穏やかに晴れそうです。
海上の風と波の予想09時
各地の天気と気温
日中の気温は、北海道では、稚内や網走など道北と道東の沿岸部の一部で10℃台前半の所がある他は15℃以上の所が多く、内陸部では20℃近くまで上がり暖かくなるでしょう。東北は、秋田・酒田など日本海側の沿岸部で15℃位と少し肌寒いですが、他は20℃前後まで上がる所が多く過ごしやすいでしょう。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
日中にかけては晴れる所が多く行楽日和となるでしょう。ただ、関東南部の秩父や多摩地方など西部山沿いや東海の太平洋側では、午後は山沿いを中心に大気の状態が不安定となり、夕方頃は一部でにわか雨の所がありそうです。お出かけの方は、急な雨に備えて折り畳み傘があると安心です。
気象衛星画像03時
日中の気温は、太平洋側や内陸部を中心に25℃前後まで上がり、汗ばむ陽気となるでしょう。一方、北陸では最高気温が20℃を下回る所が多く、外出の際は上着が必要になりそうです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
各地とも概ね晴れるでしょう。ただ、九州南部から四国、近畿地方南部の山沿いの一部では午後から大気の状態が不安定となり、にわか雨や雷雨の可能性があります。山のレジャーを計画の方は急な雨に備えて雨具を用意されると安心です。
降水分布予想16時
日中の気温は、日本海側では20℃前後の所が多くなりますが、他は25℃前後まで上がり半袖で快適に過ごせるでしょう。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美では概ね晴れますが、沖縄は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、沖縄本島と先島諸島では朝~昼前まで、大東島地方では午後にかけても断続的に雨となる見込みです。沖縄本島では昼頃から晴れ間が広がる所が多いでしょう。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、25℃前後の予想です。
(むらさめ)