きょう(11日)は東シナ海を進む低気圧や前線に向かって暖かな空気が流れ込んだ影響で、沖縄で4〜5月並みの暑さとなり、竹富町の志多阿原27.9℃と波照間27.7℃、宮古島の鏡原26.8℃でそれぞれ1月としての最高気温の記録を更新しました。また、今週は宮古島と那覇で平年より8〜9日早くヒカンザクラが開花しました。
寒中のお見舞いを申し上げる時期ではありますが、この冬は平年に比べて寒さが緩く沖縄・奄美地方と西日本を中心とした暖冬傾向は1月下旬にかけても続く見通しで、近畿北部や山陰地方の降雪量はこの先1ヶ月も平年より少ない見込みです。
一方、北日本は冬型気圧配置や寒気の影響を受け、日本海側は平年同様に雪や雨の降る日が多く、太平洋側も気圧の谷の影響で晴れる時間が短くなりそうです。日照不足による農作物の管理などにご注意ください。
西〜東日本の太平洋側は晴れる日が多い見込みですが、関東地方は来週にかけては気圧の谷の影響を受け、雲が広がりやすいでしょう。沖縄・奄美地方では向こう1ヶ月も雨や曇りの日が多い見込みです。
(みやっち)