記録的な暖かさとなった今週前半から一転、きょう7日(金)から今季最強寒波が北日本や西日本に流れ込み始め、この週末は各地で真冬並みの寒さとなります。北海道は真冬日(最高気温0℃未満)となり、西日本の太平洋側も日中晴れても一桁止まり、朝晩は0℃近くまで冷え込むところもあるでしょう。
お出かけされる際は真冬仕様の防寒対策で、屋内で過ごされる際も暖房している部屋と浴室や脱衣所との温度差をできるだけ小さくするなど、身体に負担がかからないように屋内の温度管理にも努めましょう。
日本海の低気圧は発達しながら今夜にかけて北海道付近を通過し、日本付近は冬型の気圧配置が次第に強まります。
日本海側は風と波が強まり、特に東北・北陸地方の沿岸部は昼過ぎにかけて暴風（最大瞬間風速30m/s）が吹き荒れる見込みです。北海道も午後は日本海側南部やオホーツク海側を中心に暴風となり、土曜日にかけて猛吹雪や大雪による交通障害に警戒が必要です。
また、今夜からは日本海で発達する雪雲が断続的に北陸～東北付近に流れ込む見込みで、新潟県を中心に積雪が急激に増え、日曜日にかけて大雪となるおそれがあります。近畿北部や山陰地方も今夜以降は初雪となり、週末は市街地でも積雪状態となるおそれがあります。車を運転される際は積雪や路面凍結によるスリップ事故等にご注意ください。
今季一番の大雪となり雪崩や落雪の危険度が高まります。除雪作業をされる際は二人以上で行うなど細心の注意を払うようにしてください。
