【8/16 朝イチ!】沖縄・奄美を除き、今日も全国的にスッキリしない空模様

沖縄・奄美では夏空が続き、西日本の太平洋側と北日本の日本海側で日中、晴れ間の出る所があるでしょう。この他の地方は日本海側で曇りがちの他は、今日も東海~東北の太平洋側では雨が降り易く、スッキリしない空模様の所が多い見込みです。

予想天気図

日中の最高気温は、東海~関東甲信と北日本では9月の初秋の頃のしのぎ易い陽気が続くでしょう。一方、北陸と西日本は今頃(平年並)の残暑の所が多く、九州南部と沖縄・奄美は厳しい残暑になる見込みです。

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
アリューシャンに中心を持つ北方高気圧が張り出し、全般に雲が多いですが、日本海側では日中、晴れ間が出るでしょう。一方、太平洋側では今日もヤマセ(冷たい北東気流)が吹いて曇りがちで、東北では雨の降る所が多いので、お出かけの時、雨が降っていなくても傘を持つと安心でしょう。

15時の降水予測

日中の最高気温は、秋田で29℃と今頃の残暑になる他は、今日も今頃より2℃~4℃低く、9月頃の秋めいた陽気(旭川24℃、札幌・盛岡・福島25℃、山形26℃)になる所が多いでしょう。一方、東北の太平洋側では今頃より5℃~7℃も低く(仙台・函館22℃、釧路・室蘭・宮古20℃、根室17℃)、涼しい位の陽気が続く見込みです。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
北陸では曇りがちですが、東海から関東甲信では今日も一日、雨模様の天気が続くでしょう。雨が降っていなくても傘を持ってお出かけ下さい。

9時の降水予測

東海を中心に朝夕、雷雨で強く降る所があるので注意して下さい。

15時の降水予測

日中の最高気温は、北陸で今頃の残暑(新潟30℃、金沢31℃)になる他は、昨日に続いて、東海では今頃から2℃~3℃低く(名古屋・岐阜・静岡30℃)、関東甲信では3℃~5℃低い9月頃のしのぎ易い陽気(東京・横浜・前橋25℃、長野27℃、甲府30℃)の所が多いでしょう。八丈島29℃で今頃、父島は31℃で厳しい残暑になる見込みです。

西日本(九州・中国・四国・近畿)
九州北部では朝まで雨か雷雨で、激しく降る所があり、4時現在、福岡市、熊本・天草地方、長崎県壱岐市には大雨警報が発表中です。土砂災害などに警戒して下さい。日本海側と中国は曇りがちですが、九州南部から四国、近畿の太平洋側では日中、晴れ間の出る所が多い見込みです。

9時の降水予測

ただ、内陸や山沿いでは不安定で急な雨や雷雨に注意して下さい。

15時の降水予測

日中の最高気温は、近畿で今頃より2℃~3℃低い9月上旬の頃(大阪32℃、京都31℃、大津30℃)の所がある他は、今頃の残暑(奈良・岡山・福岡33℃、広島・大分・熊本32℃、神戸・松江31℃)の所が多いでしょう。ただ、晴れ間が出る太平洋沿岸では厳しい残暑や猛暑(高知・鹿児島34℃、大分35℃)になるので、「熱中症」に十分注意してお過ごし下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
南の海上にはっきりした太平洋高気圧が発生し広く覆われ、引き続き穏やかに晴れる所が多いでしょう。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、厳しい残暑(名瀬・那覇・石垣島・南大東島34℃)が続くので、「暑さと紫外線対策」をしっかりしてお出かけ下さい。

今日のヒトコト
このところ東・北日本を中心に曇りや雨の日が多く、気温も夏とは思えないしのぎ易い陽気が続いています。14日と昨日は2日連続35℃以上の「猛暑日」の所はなく、今日も宮崎で35℃が予想されている他は猛暑日の予想はありません。30℃以上の「真夏日」も昨日は全国で157か所で観測されましたが、200か所以下になったのは7月5日以来です。



トミーです。今日はお盆明けで、帰省からのユータンもピークになります。例年ですと今頃はまだ厳しい残暑が続く頃ですが、この夏は8月に入って太平洋高気圧が弱く、沖縄・奄美を除いて、あいにくスッキリしない天気の日が多くなっています。この不順な天気は、東日本と東北ではこの週末にかけても続く見込みです。
5時現在、高温注意情報(35℃以上が目安)が発表されているのは宮崎県と高知県および沖縄県だけです。

5時現在 高温注意情報発表中の府県
(オレンジ色)

気象庁提供

昨日は新潟からツクツクホウシの初鳴の便りが届いています。

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