まだまだ残暑が続く 関東以西は猛暑日予想も

◆今週のポイント
・日差しが届くが、前線の影響を受ける日も
・厳しい残暑が続くため、熱中症対策を万全に

9日(月)は晴れる所が多くなりますが、関東周辺はやや雲が広がりやすいでしょう。所々で雨や雷雨となる見込みで、空模様の変化に注意が必要です。

10日(火)は日本海側を中心に日差しが出ますが、太平洋側は湿った空気の影響で雨の降る所があるでしょう。11日(水)は北日本で前線の影響を受けやすくなり、12日(木)にかけて前線が南下する予想です。東~西日本は晴れ間もありますが、雲の多い天気となるでしょう。

14 日(土)から16日(月・敬老の日)の三連休も、北日本を中心に前線の影響を受ける可能性があります。お出かけの予定がある方は、最新の予報をご確認ください。

気温は全国的に平年より高く、厳しい残暑が続く見込みです。9日(月)は九州で最高気温が37~38℃くらいまで上がる所がある予想で、体温超えの危険な暑さになるでしょう。その他、中国・四国~関東でも、まだまだ35℃以上の猛暑日になる日がありそうです。

また、北日本も平年より大幅に気温が高くなる見込みで、東北では連日の真夏日に、北海道も内陸部を中心に真夏日になる所がある予想です。

高温に関する早期天候情報(出典:気象庁HP)

平年より気温の高い状態は向こう1か月続く見通しで、残暑が長引くことになりそうです。気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表しており、東北から奄美は11日(水)頃から、沖縄は12日(木)頃から、5日間平均気温が平年よりかなり高くなると予想されています。

8日(日)も8県に熱中症警戒アラートが発表されていますが、この先も熱中症の危険度の高い状況が続く見込みです。9月に入っても油断することなく、十分な熱中症対策をしてお過ごしください。

高温に関する早期天候情報とは?
10年に1度程度しか起きないような著しい高温になる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかける情報

(気象予報士:まりー)

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