【暦のこと】暦の上では今日から春・・・恵方巻きの次は、春一番!

節分で福をたくさん家に招き入れて、立春から新しい一年がスタート。寒い時期ではありますが、少しずつ春の兆しが現れるのが立春の頃といわれています。

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これがふいたらもう春?「春一番」

「冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風」
※気象庁では立春から春分までの間に、広い範囲(地方予報区くらい)で初めて吹く、暖かく(やや)強い南よりの風としている。

こちらが気象庁による「春一番」の定義です。ライフレンジャーで「木枯らし1号」について記事を書かせていただきましたが「春一番」については「やった~!春が来た~!」という感覚よりも、突風が吹いたり気象が荒れたりする可能性があるので注意を促すものだ、ということを知ってびっくり。
ちなみに「春一番」について、昨年(2016年)3月発行の「こんにちは!気象庁です!」にこのような記述がありました。


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春になると日本付近を低気圧が発達しながら通過することが多くなり、船舶の遭難にもつながることから、漁業関係者の間では古くから春先に吹く強風を「春一」や「春一番」と呼んで警戒してきました。気象庁では、立春から春分までの間に、天気図のような気圧配置となって広い範囲で暖かい南よりの強めの風が吹いた際には、地方ごとに「春一番のお知らせ」を行っており、今年は2月13日に四国地方、14日は関東地方など各地でお知らせを行っています。(気象庁HPより)


立春から春分にかけて、空の空気が大きく入れ替わって強い風が吹く。それが海上の事故や雪崩に繋がるケースが多い。だから気をつけましょうね、ということなんですね。

「立春」から始まる、春に向けた変化。芽吹きの予感になんとなくワクワクしたり、道を歩いていてふっと良い香りで開花に気づかされたり。季節の変わり目を楽しむことができる貴重な期間であると同時に、体調への影響も含めなにかと気をつけたい時期でもありますね。


深田アイコン

寒波到来!とか、雪が降るかも?という言葉を聞くこの時期に「春」といわれてもピンとこないかもしれませんが、春を迎える現象はすぐそこに!春が待ち遠しい今日この頃です。

(2017年2月4日 12:00更新)

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