日本付近は南海上に中心を持つ高気圧に覆われて沖縄と西～東日本の広い範囲で穏やかに晴れるでしょう。北日本は動きの遅い低気圧や湿った空気の影響で雲が多めで、はじめ弱い雨や雪が残る所もありますが、次第に日差しが戻る見込みです。ただ、沿岸部を中心に西～北寄りの風がやや強い状態が続きそうです。
3/15（月）09時の予想天気図
日中の気温は全国的に昨日より高くなる所が多く、北海道では10℃以上、西～東日本の太平洋側では20℃近くまで上がる地点もあり、4月並みの春の陽気となりそうです。積雪の多い地域では雪崩や高所からの落雪などにご注意ください。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
沿岸部を中心に西～北寄りの風がやや強く、北海道の日本海側では概ね晴れますが、全般に雲が広がりやすい見込みです。北海道の道東地方や東北の日本海側でははじめ弱い雨や雪が残る所もあるでしょう。ただ、天気はゆっくりと回復に向かい、午後からは晴れの範囲は次第に広がってきそうです。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、北海道の道北から道東にかけては4℃～6℃位ですが、道央から道南にかけては10℃以上の所が多く、函館は14℃位まで上がる予想です。東北は北部で11℃～13℃、南部では13℃～15℃位の所が多いでしょう。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
北陸は午前中雲が広がりやすく、新潟県周辺では雨がぱらつく所もありそうです。太平洋側では一日と通してよく晴れますが、気温も上がり花粉の飛散が非常に多い予想となっています。外出から帰る際や洗濯物を取り込む際は衣服をよく払い、しっかりとした対策を取るようにしましょう。
花粉飛散マップ12時予想
日中の最高気温は、北陸や長野では13℃～15℃位、太平洋側では17℃以上まで上がり、関東南部から山梨、静岡などでは19℃～20℃位まで上がりコートいらずの暖かさとなりそうです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
各地とも一日を通して穏やかに晴れるでしょう。天気の崩れる心配はない見込みです。
気象衛星雲画像03時
日中の最高気温は、16℃以上まで上がり日差しが暖かく感じられそうです。九州南部から四国の太平洋側では20℃前後まで上がる予想です。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美と沖縄本島、大東島地方では一日を通してよく晴れるでしょう。先島諸島でははじめ雲が広がりやすいですが、天気の崩れる心配はなく午後からは概ね晴れる見込みです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、奄美は22℃、沖縄は25℃前後の予想です。
（気象予報士：むらさめ）
