【1/1 朝イチ!】日本海側で降雪続き全国的に底冷えの一日

日本付近は引き続き冬型の気圧配置が続き、上空には強い寒気が停滞する見込みです。このため、北日本の日本海側から北陸、山陰にかけては風雪が強く、山沿いを中心に積雪が増えるでしょう。吹雪による視程障害や高所からの落雪、なだれなどに注意してください。特に北陸周辺では大雪に引き続き警戒が必要です。伊豆~小笠原諸島、沖縄でも雲が広がりやすく、変わりやすい天気となりそうです。一方、北海道から九州にかけての太平洋側の地方では晴れる所が多く、初日の出が期待できそうです。

1/1(金)09時の予想天気図

また、全国的に季節風がやや強く、周辺の海域ではうねりを伴って波が高いでしょう。北陸沖はしける見込みです。海のレジャーや船舶はご注意ください。

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は、西~東日本の一部で昨日より1℃~3℃位高くなりますが、引き続き10℃を下回り真冬の厳しい寒さが続きそうです。北日本でも昨日に引き続き低温状態が続き、広く真冬日となるでしょう。北海道の内陸部では日中も-10℃前後の凍てつく寒さとなりそうです。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北日本は、日本海側を中心に風雪が強い状態が続き、山沿いを中心に積雪が増える見込みです。吹雪による視程障害、除雪作業をされる方は高所からの落雪などに十分ご注意ください。太平洋側では晴れ間が広がりますが、一部ではにわか雪もあり変わりやすい天気となりそうです。

降雪分布予想09時

日中の最高気温は、北海道では-10℃~-5℃、東北北部は-5℃~-2℃、南部では0℃前後の予想です。日差しのある地域でも季節風が強いため、寒さが一層厳しく感じられそうです。防寒・防風対策はしっかりと、暖かくしてお過ごしください。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

北陸では雪が降り続き、山沿いを中心に積雪が増えるでしょう。大雪による交通障害のおそれもありますので、車の運転をされる方は雪道対策を万全に交通情報をチェックの上、安全運転を心がけましょう。また、大気の状態が不安定となりますので、急な落雷や突風、雪あられなど気象の急変にご注意ください。関東甲信から東海地方の太平洋側では概ね乾燥した晴れとなりますが、伊豆から小笠原諸島は雲が広がりやすく、一部でにわか雨がありそうです。

降雪分布予想09時

日中の最高気温は、北陸と長野では1℃~5℃、関東から東海にかけては6℃~10℃位の予想で引き続き真冬の寒さが続きそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

近畿地方北部から山陰にかけては曇り時々雪か雨となり、夕方以降は降り方が強まる時間帯もありそうです。九州北部や鹿児島の種子島・屋久島地方も雲が多い状態が続きますが、九州南部から四国の太平洋側、瀬戸内側の地方では概ね晴れでしょう。

降水分布予想09・18時

日中の最高気温は、4℃~7℃前後の所が多く、日差しのある九州南部から四国の太平洋側でも8℃~9℃位しか上がらず、厳しい寒さが続きそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

全般に低い雲に覆われ、すっきりしない空模様が続くでしょう。奄美と沖縄本島、先島諸島では午前中を中心に所々でにわか雨がある見込みです。変わりやすい天気にご注意ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は15℃、沖縄は17℃~18℃位の予想で肌寒く、外出の際は羽織るものが必要となりそうです。

(気象予報士:むらさめ)

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