今日は、移動性の高気圧が本州付近を広く覆うでしょう。このため、東北から九州にかけては日中を中心に青空が広がり、梅雨の晴れ間となりそうです。一方、北海道は気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、午前中を中心に雨の降る所があるでしょう。また、梅雨前線が停滞する沖縄と小笠原諸島では変わりやすい天気となり、急な強い雨や落雷・突風などに注意が必要です。なお、北日本の太平洋沿岸では、海上はうねりを伴って波が高い状態が続くでしょう。船舶や海のレジャーは、強風や高波にご注意ください。
6/13（木）09時の予想天気図
海上の風と波の予想09時
日中の気温は、日差しの少ない北海道では平年を下回りますが、他は平年並みか平年より高い所が多いでしょう。東北南部から沖縄にかけては広く最高気温が25℃以上の夏日となり、内陸部を中心に30℃近くまで上がる所もありそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は曇りで、午前中を中心に弱い雨が降る所があるでしょう。道南と道北の一部では昼頃から晴れ間の広がる所もありそうです。東北も青森県で昼前にかけて雲が広がりやすい他は、概ね晴れる見込みです。なお、太平洋側の海上ではうねりを伴って波が高い状態が続く見込みです。船舶や海のレジャーは高波にご注意ください。
各地の天気と気温
日中の気温は、北海道の道南から道央にかけては20℃前後まで上がりますが、オホーツク海側と太平洋側沿岸部では15℃前後までしか上がらず肌寒い一日となりそうです。東北は、北部と日本海側では最高気温が20℃台前半の所が多いですが、南部と太平洋側では最高気温が25℃以上の夏日となり汗ばむ陽気となるでしょう。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
朝晩は太平洋側中心に雲が広がりやすいですが、日中は各地ともすっきりした青空が広がり、絶好の洗濯日和となりそうです。貴重な梅雨の晴れ間、有効に活用ください。ただ、梅雨前線に近い小笠原諸島では雨が断続するでしょう。変わりやすい天気にご注意ください。
気象衛星雲画像03時
日中は日差しによって気温が上昇し、暑さが戻るでしょう。沿岸部の一部をのぞいて広い範囲で最高気温が25℃以上の夏日となる予想です。甲信と東海地方の内陸部では30℃近くまで上がる所もありますので、熱中症など健康管理にご注意ください。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
各地とも晴れますが、九州南部と四国では気圧の谷や湿った空気の影響で夕方頃から雲が広がりそうです。なお、日中は日差しが強く太平洋側を中心に紫外線が非常に強い予想となっています。外出の際は帽子や日傘を活用して、紫外線対策をお忘れなく。
紫外線予測分布図12時
（出典：気象庁ホームページ）
日中の最高気温は、各地で25℃以上の夏日となり汗ばむ陽気となるでしょう。近畿地方や九州の一部では最高気温が30℃近くとなり、暑さが厳しくなりそうです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
周辺に停滞している梅雨前線は今夜にかけてゆっくりと北上する見込みです。このため、先島諸島では昼前にかけ、沖縄本島と南大東島では昼頃から雨や雷雨となり、一時的に雷を伴い激しく降るおそれがあります。発達した積乱雲による短時間強雨、落雷・突風などの天気の急変にご注意ください。奄美では概ね曇りですが、夜から雨が降り出す見込みです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、那覇では26℃、他は27℃以上で石垣島では30℃の真夏日となる予想です。
（むらさめ）
