関東から東北の太平洋側は、この夏一番の暑さ?

台風の置きみやげで、今日は関東から東北の太平洋側ではフェーン現象により、この夏一番の暑さになる見込です。各地で33度を超え、東京都心でも7月7日以来、およそ1か月振りに35度を超える猛暑日になりそうです。九州から東海は引き続き厳しい残暑で、猛暑日の続く所が多いでしょう。また、夜も気温が下がらない25度以上の熱帯夜の所も多く、引き続き熱中症にかかりやすい気温です。十分警戒して下さい。一方、北陸から東北の日本海側は厳しい残暑が一服し、暑さの和らぐ所が多いでしょう。

9日15時の予想気温分布9日15時の予想気温分布

9日猛暑日の都市太文字
9日に猛暑日が予想される主な都市
(東北は33度以上)

9日5時高温注意情報
5時現在、高温注意情報が発表されている地方

台風5号は今後、三陸沖から北海道の東海上を北東に向かい、明日には千島の東海上で、温帯低気圧に変わる見込です。このため、10日昼頃まで、東北から北海道の太平洋沿岸では高波に警戒して下さい。一方、沖縄から関東の太平洋沿岸でも高いウネリが残るので、海水浴など海のレジャーは十分注意して下さい。

3時台風、12時予想波高3時の台風5号の予測と12時の予想波高分布

清水社長_夏
トミーです。今日も厳しい残暑や猛暑が続きます。昨日、気象庁から「異常天候早期警戒情報」という情報が発表されています。情報発表日の5日後から14日後までを対象として、7日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または7日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。今回は平均気温が「かなり高い」に該当します。8月22日までは、全国的に気温の高い状態が続くと予測されています。体調や農作物の管理に注意して下さい。

8日発表の異常天候早期警戒情報8日発表の異常天候早期警戒情報

熱中症の応急手当
消防庁提供

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