【2/6 朝イチ!】日本海側では暴風雪が続き、局地的な大雪に警戒

青森の日本海沖に低気圧があり、ゆっくりと東進しています。そのため、低気圧の南側にあたる日本海側では強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まっています。西日本から東北の日本海側では暴風雪が続き、局地的に大雪となる恐れがあります。東日本以西の太平洋側は概ね晴れますが、時おり雲が広がり雪が舞う所がありそうです。一方、北日本は低気圧の影響で曇りの所が多く、局地的に雪が強く降る恐れがあります。

09時予想天気図

日中の最高気温は、北海道の北部や東部は平年より2℃~5℃低い所が多く、北海道の南部から東北にかけては平年並み~やや低い所が多いでしょう。東日本以西では平年より2℃~9℃低い所が多い見込みです。

きょうの全国の天気と気温

2月6日12時の波と風の予想

各地の天気のポイント

【北日本(東北・北海道)
青森の日本海沖に低気圧があり、ゆっくりと東進しています。そのため、低気圧の北側にあたる北海道の北部や東部では、オホーツク海や太平洋から雲が入りやすく、曇りで時おり雪が降るでしょう。低気圧の周辺では、曇り時々雪の見込みで、特に低気圧の南側にあたる日本海側では、局地的な大雪と暴風や高波に警戒が必要です。

今日の天気と気温

日中の最高気温は、北海道の北部や東部は平年より2℃~5℃低い所が多く、北海道の南部から東北にかけては平年並み~やや低い所が多く、旭川-6℃、札幌-2℃、釧路-4℃、秋田2℃、仙台4℃、福島3℃となるでしょう。

東日本(北陸・東海・関東・島しょ部)
北陸は、強い冬型の気圧配置が持続し、暴風雪となる見込みです。また、局地的な大雪に警戒が必要で、明日の朝にかけてさらに多い所で、50~80㎝の降雪の可能性があります。沿岸部では高波や高潮にも警戒をしてください。その他の太平洋側の地域では、概ね晴れますが、強い寒気の影響で時おり雲が広がり雪が舞う所がありそうです。島しょ部は、寒気の影響で雲が広がりやすく、時おり雨か雪が降る所があるでしょう。

15時の降水予想

日中の最高気温は、平年より並み2℃~5℃程低い所が多く、新潟2℃、金沢0℃、宇都宮・甲府・名古屋5℃、東京6℃、静岡8℃となるでしょう。

西日本】(近畿・中国・四国・九州)
九州の北部及び西部沿岸・山陰・四国の瀬戸内海沿岸・近畿北部では、強い冬型の気圧配置が持続し、曇りで時おり雪が降るでしょう。九州でも明日の朝にかけて多い所で、山間部では20~30㎝、平野でも10~15㎝の降雪の可能性があります。特に山陰や近畿北部においては、局地的な大雪と高波に警戒が必要で、明日の朝にかけてさらに多い所で、山間部では40㎝、平野でも20㎝の降雪の可能性があります。その他の太平洋側の地域では、概ね晴れますが、強い寒気の影響で時おり雲が広がり雪が舞う所がありそうです。

9時の降水予想

日中の最高気温は、平年より5℃~9℃程低い所が多く、松江0℃、広島1℃、福岡・熊本2℃、和歌山3℃、大阪4℃、高知5℃、鹿児島6℃となるでしょう。

 沖縄・奄美(沖縄・奄美諸島)
沖縄・奄美は、大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で、北寄りの風が強く曇りや雨の所が多いでしょう。海上や海岸付近ではうねりを伴った高波にも注意して下さい。

今日の天気と気温

日中の最高気温は、平年から5℃~7℃程低い所が多く、石垣島14℃、那覇13℃、名瀬11℃となるでしょう。

今日のヒトコト
東北の日本海側・北陸・山陰では西寄りの風が強く
多い所で明日の朝にかけて50~80㎝の大雪となる可能性がありますので警戒が必要です。また、沿岸部においては、高波や高潮にも注意して下さい。


コウです。今日のように寒い冬の朝、晴れた地域で時おり霜を見かけます。霜は農作物に被害を与えたりして嫌われることが多いですが、近くで見れば下の写真(霜の結晶)のように意外ときれいです。霜は気温が4℃以下(気温は1.5m の高さで観測しているため地表付近では0℃以下)で風が弱く、地表付近の湿度が100%になると発生します。ですから冬型の気圧配置の場合、太平洋側は晴れて気温がさがるものの、風があり乾燥しているため見かけるのは意外と少ないです。部分的に霜が降りている所は、風があたらない湿った所だったりするものです。

霜の結晶

 

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