【8/5 朝イチ!】奄美大島~種子島・屋久島は大荒れ続く!日本海側は夏空

台風5号は3時現在、強い勢力を保って、種子島の南の海上をゆっくり北西に進んでいます。今後、進路を北よりに変え、6日未明に屋久島近海を通過し、夕方には鹿児島県を中心に上陸する公算が強まっています。上陸後は西日本を横断し、7日未明までに山陰(鳥取県付近)から日本海に抜ける見込みです。

3時の台風5号の進路予想

台風の動きが遅いため、奄美大島~種子島・屋久島にかけては今日いっぱい暴風や大雨・高波・高潮など大荒れの状態が続くので厳重に警戒して下さい。また、九州南部・大分県から東海の太平洋沿岸では、南東斜面で雨が降り易く、激しく降る所もあるので警戒して下さい。東海から東北の太平洋側は曇りがちですが、九州北部から東北の日本海側は夏空で、行楽日和の所が多い見込みです。
日中の最高気温は、西日本で厳しい暑さが続き、35℃を超える猛暑日の所が多く、引き続き「熱中症」に十分注意してお過ごし下さい。東・北日本は今頃(平年並)か7月中旬の頃で、真夏らしい暑さの所が多い見込みです。

予想天気図

台風の動きが遅いため、沖縄本島から四国で4m以上の高い波やウネリで、奄美大島や種子島・屋久島近海は6m~10mの猛烈なシケが続くので厳重に警戒して下さい。

12時の予想波高

奄美~九州南部は5m以上

各地の天気のポイント

北日本】(東北・北海道)
北海道は午前中、雨の降る所がありますが、午後は曇り空の所が多く、お出かけの時、雨が降っていなければ、傘は必要ないでしょう。東北地方は太平洋側で雲の多い天気ですが、内陸や日本海側は晴れる所が多く、行楽日和になる見込みです。

9時の降水予測

日中の最高気温は、北海道で7月中旬の頃のしのぎ易い陽気(札幌25℃、釧路20℃)になりますが、秋田32℃、山形33℃など厳しい暑さになる他は、今頃の真夏らしい暑さ(旭川27℃、網走23℃、仙台・盛岡29℃、福島32℃)の所が多いでしょう。東北の日本海側の方は「暑さと紫外線対策」をしてお出かけ下さい。

東日本】(東海・北陸・関東甲信・島しょ部)
北陸では今日も晴れる所が多く、東海や長野県の内陸では雲が多いですが晴れ間も出て、行楽日和でしょう。一方、東海の沿岸部や関東では曇りがちで、三重県では台風の影響で雨が降り易いでしょう。また、関東の内陸でも夕立に注意して下さい。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、北陸ではフェーン現象の影響で、厳しい暑さ(新潟33℃、富山34℃)や、猛暑日(金沢・福井35℃)になるでしょう。東海や関東は今頃の蒸し暑さ(東京・横浜・さいたま31℃、前橋・長野32℃、名古屋33℃、甲府34℃)に戻る所が多い見込みです。東京で30度を超えると4日振りになります。八丈島・父島は31℃で真夏らしい暑さでしょう。北陸では「暑さと紫外線対策」をし、「熱中症」にも十分注意して下さい。

西日本(九州・中国・四国・近畿)
強い台風5号の
影響で、九州南部・大分・高知・和歌山県南部などでは曇って、南東斜面を中心に朝から雨が降り易いでしょう。特に鹿児島県の種子島・屋久島・大隅半島、宮崎県・大分県では今夜にかけ大雨に十分警戒し、動きが遅いため、暴風や高波・高潮など長い期間、影響を受けるので厳重な警戒が必要です。一方、九州北部や瀬戸内海、中国・近畿の内陸では、きょうはまだ晴れる所が多くい見込みです。

9時の降水予測

15時の降水予測

21時の降水予測

台風の動きが遅いため、
降水域も動きがあまりありません

日中の最高気温は、台風の直接の影響を受ける地方では今頃の蒸し暑さ(高知・鹿児島・大分33℃、宮崎32℃)になる他は、今日も35℃を超える猛暑日(福岡・佐賀37℃、大阪・広島・松江・鳥取・松山・熊本36℃、京都・松江・日田35℃)の所が多く、「暑さと紫外線対策」をして、引き続き「熱中症」に十分注意してお過ごし下さい。

沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美では大島から北で暴風雨なるので厳重に警戒して下さい。一方、沖縄は本島で曇りがちで、南大東島は回復に向かい、先島諸島は晴れる所が多いでしょう。

12時の紫外線予測

日中の最高気温は、名瀬で31℃で今頃の暑さになる他は、厳しい暑さ(那覇・石垣島33℃、南大東島34℃)が続くでしょう。先島諸島では「紫外線対策」をしっかりしてお出かけ下さい。

今日のヒトコト
台風5号は、九州の南の海上をゆっくり北上するため、今日も奄美地方から種子島・屋久島地方では長い期間、大荒れが続くので、引き続き厳重な警戒が必要です。また、明日は鹿児島県に上陸する公算が強く、進路に当たる九州南部や四国・中国地方の方は、比較的穏やかな今日の内に、台風の襲来に備えて下さい。



トミーです。今年も台風シーズンに入り、台風に関する記録が出ています。7月の発生数は8個でしたが、これは1971年の8個に並ぶ最多タイ記録でした。台風5号は発生から今日で15日目になり、今までの長寿台風の19日間の記録に達する可能性があります。また、現在、東方海上には台風11号も発生していますが、5号と11号の6号差の台風が同時に発生中になるのは統計開始以来初めてです。

5時の台風5号の雲画像

勢力が強く眼がハッキリ見られます

昨日は室蘭・網走からアジサイの開花、富山からツクツクホウシとミンミンゼミ、津・新潟・福島からはエンマコオロギの初鳴の便りが届いています。

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