【2/14 朝イチ!】今日で「寒さ」と「雪」一服

昨日13日の一番

昨日も山陰から北海道で雪が降りましたが降雪量は少なく、日最深積雪は青森市酸ヶ湯で12日と同じ322cmを保ち、今冬一番の積雪を維持した他は、殆どのところで12日より減りました。寒さも峠を越え、日最高気温が0度未満の「真冬日」の地点も60か所と2月に入って、一番少なくなりました。

今日14日の天気

今朝3時の気象衛星ひまわりの雲画像を見ると、寒気に伴う筋状の雲は日本海と南西諸島側にまだ残っていますが、はっきりせず範囲は小さくなって来ています。

3時の気象衛星ひまわりの雲画像
2月14日3時のひまわり雲画像

9時の予想天気図では、今日もまだ西高東低の冬型の気圧配置です。ただ、等圧線の間隔は昨日より開いて冬型が緩んで来ています。

9時の予想天気図
2月14日9時の予想天気図

4時現在、大雪注意報が発表されているのは、鳥取県と近畿北部、富山県を除く北陸地方です。山陰東部から東北の日本海側では今日も雪が残りますが止み間もあり、山陰から北陸では日中、ミゾレや雨混じりになるところもあり、降雪量や降水量は少なくなるでしょう。一方、北海道の日本海側は曇りがちですが、その他、沖縄から九州と太平洋側は冬晴れか雲の多い晴れのところが多い見込みです。

14日の天気予報
2月14日の天気予報

今日14日の気温

日中の最高気温は、昨日より少し気温が上がりますが、沖縄と近畿から東海・北陸・関東甲信では平年より低い「春寒」で、真冬並の寒さになる所が多いので、暖かい服装でお出かけ下さい。一方、その他の地方は平年並の今頃の寒さの所が多い見込みです。

14日の予想気温(最高/最低)
2月14日の予想気温
西日本(近畿を除く)10℃以上に上がる

今日14日の波高

冬型のピークは過ぎて、4時現在、波浪注意報が発表されているのは福岡県・大分県・愛媛県南予・兵庫県北部・伊豆諸島南部など一部です。日中は全国的に風も弱まり、日本海沿岸や東シナ海沿岸でも久し振りに、波高が2.5m以下(注意報レベル以下)の所が多くなる見込みです

12時の予想波高分布
2月14日の予想波高分布
全国的に2.5m以下

(2017/2/14 04:00更新)



トミーです。今回の寒波は山陰から近畿北部を中心に大雪をもたらし、まだ影響が残っている所が多いですが、16日は日本海低気圧の通過で「春一番」の吹く地方がありそうです。一転、気温の上昇などで、17日にかけ雪の多い地方ではナダレや落雪、融雪などに注意が必要です。昨日は名瀬からヒカンザクラの満開、那覇からツバメの初見の便りが届いています。なお、網走では流氷が接岸し、7~8割海面を覆っています。

2月13日 満開の白梅(千葉県)
2月13日満開の白梅

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