北海道は雲が広がって、オホーツク海側と太平洋側ではにわか雨が降るでしょう。東北地方の日本海側は晴れますが、太平洋側は曇りで雨が降る見込みです。東日本と西日本は晴れますが、関東甲信と静岡県、四国の太平洋側と九州南部では、昼頃から夜の始めにかけて雨や雷雨となり、所により雷を伴って激しく降るでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風、短時間の強い雨、ひょうに警戒注意してください。奄美は晴れるものの、にわか雨や雷雨になり、沖縄本島と宮古島や石垣島では、所により雷を伴って激しい雨が降る見込みです。北日本の太平洋側、関東と伊豆諸島の沿岸と周辺海域では、台風第５号によるうねりを伴った高波に注意が必要です。日本の東海上を北上中の台風第５号は、明日１１日には次第に進路を西寄りに変え、明後日１２日には北日本に上陸する恐れがあります。今後の台風情報に注意してください。
予想天気図（8月10日9時）
きょうの全国の天気
きょうの全国の気温
日本付近の雨雲の予想（8月10日09時）
日本付近の雨雲の予想（8月10日15時）
8月10日12時の紫外線予測分布（気象庁ＨＰより）
8月10日12時の波と風の予想
日中の気温は、北日本と東日本では広い範囲で、夏日や真夏日の予想です。東日本の群馬県と山梨県や東海は猛暑日になり、西日本は広い範囲で猛暑日が続く予想です。危険な暑さに警戒が必要です。沖縄奄美は真夏日になるでしょう。こまめな水分補給、塩分の補給、休憩、冷房の利用などの十分な熱中症対策をしましょう。
■各地の天気のポイント
【北日本】(北海道・東北)
北海道では、日本海側は晴れ間が出ますが、オホーツク海側と太平洋側は雲が多く、所により雨が降るでしょう。東北地方の日本海側は晴れるものの、太平洋側は曇りで雨が降る見込みです。北日本の太平洋側の沿岸と周辺海域では、船舶は強風と高波に注意が必要です。
きょうの北海道地方の天気
きょうの東北地方の天気
日中の気温は、北海道の道北とオホーツク海側では昨日より大幅に下がって寒いでしょう。着るもので調節して下さい。道央や道南と内陸部と、真夏日の予想です。こまめな水分補給、塩分の補給、休憩などの熱中症対策をしましょう。
【東日本】(関東・東海・北陸・島しょ部)
北陸は概ね晴れるでしょう。新潟県は晴れ間も出ますが、昼前から夜の始めにかけてにわか雨が降るでしょう。関東と東海甲信は晴れて、日射しが非常に強いので、帽子や日傘などの紫外線対策をしましょう。関東甲信や神奈川県では昼頃から夜の始めにかけて雨や雷雨になり、東海では昼過ぎからにわか雨が降る見込みです。関東と山梨県や静岡県では、所により雷を伴って激しく降るでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風、短時間の強い雨、ひょうに注意警戒が必要です。お出かけの際は、最新の交通情報と気象情報をご確認ください。関東と伊豆諸島の沿岸と周辺海域では、台風第５号の北上に伴い、船舶はうねりを伴った高波に注意が必要です。
きょうの北陸地方の天気
きょうの関東地方の天気
きょうの東海・甲信地方の天気
東日本では、広い範囲で熱帯夜と真夏日になるでしょう。山梨県と群馬県、東海では猛暑日になり、危険な暑さに警戒が必要です。こまめな水分補給、塩分の補給、休憩、冷房の利用などの十分な熱中症対策をしましょう。
【西日本】(近畿・中国・四国・九州)
西日本では広く晴れて日射が非常に強いので、帽子や日傘などの紫外線対策をしましょう。近畿北部では雲が多くにわか雨が降る見込みです。四国の太平洋側と九州南部では、天気が急変して、昼過ぎから夜の始めにかけて雨や雷雨となり、所により雷を伴って激しく降るでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風、短時間の強い雨、ひょうに注意が必要です。お出かけの際は、最新の交通情報と気象情報をご確認ください。
きょうの近畿地方の天気
きょうの中国地方の天気
きょうの四国地方の天気
きょうの九州地方の天気
西日本では、広い範囲で熱帯夜と猛暑日となり、危険な暑さに警戒が必要です。こまめな水分補給、塩分の補給、休憩、冷房の利用などの十分な熱中症対策をしましょう。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美は晴れるものの、にわか雨や雷雨になるでしょう。沖縄地方は晴れますが、沖縄本島と宮古島や石垣島では雨や雷雨になり、所により雷を伴って激しく降る見込みです。落雷、竜巻などの激しい突風、短時間の強い雨に注意して下さい。大東島ではにわか雨が降るでしょう。奄美と沖縄地方では日差しが極端に強いので、帽子や日傘などで、紫外線対策をしましょう。
きょうの沖縄・奄美の天気
沖縄奄美付近の雨雲の予想（8月10日12時）
沖縄・奄美では、明け方は熱帯夜になり、日中は真夏日の予想です。蒸し暑いので、こまめな水分補給や塩分の補給、休憩、冷房の利用などの十分な熱中症対策をしましょう。
（気象予報士：ビエント）
