那覇で52.5m/s 先島諸島も大荒れに

大型で非常に強い台風6号は2日(水)11時現在、久米島の南海上を西北西に進んでおり、沖縄本島地方と先島諸島、奄美地方の一部が風速25m/s以上の暴風域に入っています。

沖縄本島ではこれまでに那覇で最大瞬間風速52.5m/sを観測(4時14分)するなど、8月として記録的な暴風となっているところがあります。また、台風本体の発達した雨雲がかかり続けており、大雨により地盤が緩んでいるところや増水している河川があります。不急の外出は控え、海岸や崖など危険な場所から離れた頑丈な建物の中、窓から離れた場所でお過ごしください。

台風6号はこのあと東シナ海を西北西に進み、今夜から4日(金)ごろにかけて非常に強い勢力を維持したまま先島諸島に接近する見込みです。東シナ海で次第に動きが遅くなるため、宮古島や石垣島、与那国島も長時間荒れた天気が続くおそれがあります。暴風や高波、高潮、大雨に厳重な警戒が必要です。停電に備えて水や食料、懐中電灯などの準備を済ませておきましょう。

4日(金)以降は進路を東寄りに転向する予想となっており、沖縄・奄美地方は引き続き荒れた天気が続くおそれがあります。また、進路は定まっていませんが、西日本に近づく可能性もあります。こまめに気象情報を確認するようにしてください。

(気象予報士:みやっち)



 

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