台風6号非常に強い勢力で沖縄接近

大型で非常に強い勢力に発達した台風6号は、今夜からあす2日(水)午前中にかけて沖縄本島地方にかなり接近する見通しです。

1日(火)11時現在、大東島地方と沖縄本島地方の一部が平均風速25m/s以上の暴風域に入っており、これまでに北大東で最大瞬間風速31.4m/s、那覇で同28.3m/sを観測しています。

台風の接近に伴い、沖縄本島地方を中心に非常に強い風や猛烈な風が吹く見込みで、沿岸部では高波や高潮による浸水などに厳重な警戒が必要です。また、台風本体や周辺の発達した雨雲がかかり、大雨となるおそれがあります。屋外活動が極めて危険な状態となりますので、海岸や崖など危険な場所から離れた頑丈な建物の中、窓から離れた場所でお過ごしください。

なお、台風6号は沖縄本島付近を西よりに進んだ後、東シナ海で動きが遅くなる予想で、沖縄・奄美地方は週末にかけて影響が長引くおそれがあります。また、西日本の太平洋沿岸部にもうねりが届き、波が高くなりますので、海のレジャーは控えるようにしてください。九州南部や四国の太平洋側は南から湿った空気が流れ込むため、断続的に雨が降り、雨量が多くなるおそれがあります。

(気象予報士:みやっち)



 

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