今夜(22日)にかけて低気圧が発達しながら北日本付近を北上するため、北海道では太平洋側を中心に雪や雨の降り方が強まるでしょう。また、日本付近は西から冬型の気圧配置が強まり、週末にかけて上空に強い寒気が居座る見通しで、北~西日本の日本海側を中心に大雪や猛吹雪に警戒が必要です。
特に東北~北陸付近ではあす23日(金)から24日(土)ごろにかけて発達した雪雲が日本海から次々に流れ込み、積雪が急増するおそれがあります。また、西日本の太平洋側も断続的に雪が降り、平地でも積雪するところがありそうです。
倒木や着雪による停電に備え、懐中電灯や充電器、電気を使用しない暖房器具、水・食料品などを用意しておきましょう。また、車を運転される方は雪かき用スコップや毛布、水・食料品など備えておきましょう。もしも立往生に巻き込まれた際は定期的にマフラー付近の雪を除雪し、また、エコノミークラス症候群にならないように身体を動かすようにして下さい。
(気象予報士:みやっち)