台風14号列島縦断のおそれ早めの備えを

台風14号は日本の南海上を発達しながら西寄りに進んでおり、あす16日(金)から17日(土)にかけて沖縄・大東島地方に接近する見込みです。大東島地方ではあすから次第に風が強まり、沿岸部では大しけとなる見込みです。

本州付近はあす16日(金)にかけて高気圧に覆われて晴れるところが多いですが、週末にかけて高気圧は東へ退き、台風14号が沖縄・奄美地方や西日本に接近または上陸する可能性が高くなっています。連休明けにかけて本州付近を縦断する可能性もあり、広い範囲で荒れた天気となるおそれがあります。

九州～東海地方の太平洋側では台風が接近する前から湿った空気の影響を受けるため、まとまった雨となる可能性があります。また、北日本も前線の雨雲がかかり18日(日)ごろから雨が降りやすくなる見込みです。気象情報をこまめに確認し、大雨や暴風、高波などへの対策、非常用持出品の確認など早めの備えをお願いします。

また、台風14号の北上に伴って日本付近に暖かな空気が流れ込む見込みです。3連休にかけて平年より気温が高くなり、真夏日になる所が多くなる見込みです。蒸し暑くなりますので、熱中症にも気をつけてお過ごしください。