猛烈な台風11号は沖縄本島の南を西南西に進んでおり、あす1日(木)にかけてさらに発達しながら南西へ進み、先島諸島に接近する見込みです。
その後、3日(土)頃にかけて沖縄の南海上で動きがゆっくりとなり、4日(日)にかけて東シナ海へ進む見込みです。沖縄・奄美地方では週末にかけて荒れた天気が続くおそれがあります。暴風や高波に警戒し、荒天時は頑丈な建物の中の窓から離れた場所でお過ごしください。
一方、本州付近では秋雨前線の活動が活発化する見込みです。前線を伴った低気圧が日本海を東北東に進んでおり、あす1日(木)朝にかけて北海道付近を通過する見込みです。東北北部や北海道太平洋側を中心に雨脚が強まり、まとまった雨となるところもありそうです。土砂災害などにご注意ください。
西・東日本も秋雨前線や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となっており発達した雨雲が流れ込んでいます。あすにかけて日本海から前線が南下してくるため、雨の降るところが多く、局地的に雷を伴って激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあります。道路の冠水などにご注意ください。
(気象予報士:みやっち)