台風11号は猛烈な勢力に発達し、あす31日(水)にかけて沖縄地方に接近する見込みです。大東島地方ではあす未明から記録的な暴風が吹き、台風本体の発達した雨雲がかかり非常に激しい雨が降るおそれがあります。頑丈な建物の中の窓から離れた場所でお過ごしください。
沖縄本島地方や奄美地方、先島諸島も次第に風が強まり、大しけとなるところがある見込みです。沖縄の南海上で台風の動きが遅くなる予想となっており、沖縄・奄美地方では週末にかけて長時間荒れた天気が続くおそれがあります。停電に備えて水や食料、懐中電灯なども準備しておきましょう。
また、本州付近では秋雨前線の活動が活発化する見込みです。前線上の日本海で発生する低気圧があす31日(水)夜にかけて北日本付近へ進む予想で、東北北部や北海道ではあすにかけて発達した雨雲がかかり大雨となるおそれがあります。九州～北陸、東海地方も日本海から南下する前線や南から流れ込む湿った空気の影響で断続的に雨が降りやすく、局地的に大雨となるおそれがあります。来週のはじめ頃は西日本も台風11号の直接的な影響を受ける可能性がありますので、気象情報をこまめに確認するようにして下さい。
(気象予報士：みやっち)
