日本海側は大雪に 太平洋側は初詣日和

北海道~山陰地方の日本海側では雪が断続的に降り続いており、長野県や新潟県では24時間降雪量が80~90cmに達しているところがあります。また、太平洋側にも一部雪雲が流れ込み、31日(金)未明には徳島と静岡、熊谷(埼玉)、宇都宮(栃木)で初雪が観測されました。

2022年は冬型の気圧配置でスタート

冬型の気圧配置は元日にかけて続く見込みで、日本海側を中心に積雪や路面凍結、吹雪や吹き溜まりによる交通障害に警戒が必要です。午後は西から冬型の気圧配置が緩むため、山陰~北陸地方の雪は次第に止むところが多くなる見込みです。

雪レーダー凍結マップ道路ライブカメラ渋滞規制情報

2日(日)09時の予想天気図

2日(日)は日本海と南の海上をそれぞれ低気圧や前線が通過する見込みです。北~西日本の日本海側中心に雨や雪となり、雷を伴って局地的に降り方が強まるおそれがあります。沖縄・奄美地方も曇りや雨のスッキリしない天気となるでしょう。

3日(月)09時の予想天気図

3日(月)以降は北日本を中心とした冬型の気圧配置となり上空に寒気が流れ込む見込みです。北陸から北の日本海側を中心にシグれた天気が続き、再び荒れた天気となるおそれがありますので、今後の気象情報にご留意ください。

一方、関東から近畿地方の太平洋側や四国、九州地方は晴れるところが多く、正月三が日は初日の出・初詣日和となりそうです。元日をピークに厳しい寒さとなりますので、防寒対策をしてお出かけください。また、おせち料理やお雑煮を食べてゆっくり正月休みを過ごされる方も多いと思います。お餅を食べる際は喉に詰まらせないように小さくきって食べやすい大きさにしたり、ゆっくり噛んで食べるなど十分注意してください。

(気象予報士:みやっち)

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