大型で強い台風6号は宮古島付近で足踏み状態となっており、先島諸島を中心に沖縄・奄美地方では長時間荒れた天気が続いています。これまでに宮古島市の下地島で最大瞬間風速38.6m/sの非常に強い風を観測しました。
台風6号は24日(土)にかけて先島諸島から東シナ海へゆっくりと北上する見通しで、沖縄・奄美地方は週末にかけて荒れた天気が続く見込みです。先島諸島を中心にトラックの横転や倒木、電柱や一部の家屋が倒壊するよう暴風が吹くおそれがあります。
また、台風周辺や本体の活発な雨雲がかかり続けて大雨となり、土砂災害や浸水の危険度も高くなる見込みです。海上や沿岸海域では猛烈なシケが続き、高潮による浸水にも警戒が必要です。崖などの急な斜面や海岸付近など危険な場所から離れた頑丈な建物の中で身の安全を確保するようにしてください。
(気象予報士:みやっち)