今週後半にかけて荒天警戒を

太平洋沿岸と日本海を北東に進む低気圧の影響で所々で雨雲が発達しており、東日本を中心に本降りの雨となっています。三重県大紀町(藤坂峠)では65.5mm/h(2月の観測史上1位)の非常に激しい雨を観測しました。

15日(月)21時の予想天気図

太平洋沿岸の低気圧は今夜にかけて発達しながら三陸沖へ進む見込みで、関東や北日本の太平洋側を中心に雨風が強まるでしょう。先日の地震で揺れの大きかった地域では土砂災害や強風による家屋損傷などにご注意ください。

あす16日(火)にかけて低気圧はさらに発達する見通しで、北・東日本を中心に荒れた天気が続くでしょう。

16日(火)09時の予想天気図

北海道を中心に北・東日本では最大瞬間風速30~45m/sの猛烈な風が吹き、海上は大しけとなるおそれがあります。また、16日(火)~18日(木)頃にかけて冬型気圧配置が強まり上空に寒気が流れ込むため、北海道~北陸地方の日本海側を中心に大雪や猛ふぶきによる交通障害に警戒が必要です。西日本の太平洋側でも雪の降るところがありそうです。今週の後半にかけて全国的に真冬の寒さに戻りますので、暖かくしてお過ごしください。

(気象予報士:みやっち)



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