台風7号関東接近へ 早めの備えを

台風7号の強風域に小笠原諸島が入っており、父島では最大瞬間風速29.6m/sの強い風を観測(17時21分)しています。台風7号は暴風域を伴いながら、きょう小笠原諸島の西海上を北上し、16日(金)には強い勢力で伊豆諸島や関東地方に接近するおそれがあります。

小笠原諸島ではあす15日(木)にかけて非常に強い風が吹き、海上は大しけとなる見込みです。伊豆諸島もあす午後から風が強まり、南部を中心に次第に屋外活動が危険な猛烈な風が吹き、海上は猛烈なしけとなる見込みです。大雨となるおそれもあり、土砂災害などにも警戒が必要です。荒天時は海や崖などの斜面から離れ、頑丈な建物の中で身の安全を確保してください。また、東日本の太平洋沿岸部もあす15日(木)からうねりを伴ってしけてくるため、海のレジャーは控えるようにしましょう。

16日(金)から17日(土)にかけて台風の接近に伴い、東日本や東北地方も雨風が強まり大荒れの天気となるおそれがあります。台風への早めの備えをお願いします。また、鉄道や空の便、高速道路など交通にも大きな影響が出る可能性があります。JR東海は「16日(金)の東海道新幹線(東京駅~名古屋駅間)の終日運転取りやめ」を発表しています。帰省や旅行等で移動を予定されている方も多いと思います。最新の交通情報を確認し、予定の見直し・変更をご検討ください。

渋滞規制情報鉄道・飛行機運行情報雨レーダー

↑台風の備えを。停電に備えて水・保冷剤等の準備も

(気象予報士:みやっち)




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