大型で強い台風3号は暴風域を伴いながらフィリピンの東海上をやや速度を上げて北上しています。このあと発達しながら沖縄の南海上へ進み、あす24日(水)日中に非常に強い勢力で沖縄・先島諸島に接近する見込みです。
沖縄ではきょう23日(火)は断続的に雨が降りやすく、次第に風が強まり海上は大しけや猛烈なしけになる見込みです。あす24日(水)から25日(木)ごろにかけて先島諸島を中心に大荒れの天気となり、屋外の活動が危険な状態になることが予想されます。暴風や高波、高潮、大雨に厳重に警戒し、台風への備えはきょう日中のうちに完了させましょう。荒天時は頑丈な建物の中、窓から離れた場所でお過ごしください。
なお、沖縄では26日(金)または27日(土)にかけて風の強い状態や波の高い状態が続く見込みです。また、沖縄本島地方や奄美地方も25日(木)から26日(金)にかけて湿った空気の影響で断続的に活発な雨雲が流れ込む予想で、台風の予想進路から少し離れた地域でもまとまった雨となるおそれがあります。
↑台風の備えを
(気象予報士：みやっち)
