沖縄 記録的暴風と高潮のおそれ

台風9号はあす1日未明~明け方にかけて発達しながら沖縄地方に最接近する見込みです。明るいうちに頑丈な建物の中に避難し、今夜は窓から離れた場所で身の安全を確保してください。停電に備えて懐中電灯や充電器などのご準備もお願いします。

沖縄地方は今夜はじめ頃から暴風域に入る見込みで、台風進路の東側(危険半円)にあたる沖縄本島地方で特に風が強まり、あすにかけて最大瞬間風速70m/sの猛烈な風が予想されています。樹木や電柱が倒れたり、車が横転したり、一部の建物では倒壊のおそれもあります。

また、沖縄本島地方を中心に活発な雨雲が流れ込む見込みで、1時間に80ミリの猛烈な雨が降り、さらに台風の動きが遅いため、2日(水)にかけて総雨量がかなり多くなるおそれがあります。土砂災害に厳重な警戒が必要です。

9月1日(火)午前0時 雨と風の予想分布

宮古島や沖縄本島、奄美地方の沿岸海域はあすにかけて猛烈なシケとなります。さらに台風の接近と大潮の時期が重なり、沖縄本島中南部では過去最大級の高潮となるおそれがあります。沿岸部では高波+高潮による浸水や冠水の危険性が高くなりますので、厳重に警戒してください。

沖縄地方を通過した後も海面水温の高い東シナ海を北上するため、台風は強い勢力を維持したまま、2日(水)から3日(木)にかけて九州地方に接近する見通しです。九州の西の海上も猛烈なシケとなり、猛烈な風が吹くおそれがありますので、早めの備えをお願いします。

(気象予報士:みやっち)





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そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。