今日は北日本には新たな寒気が流れ込んで日本海側を中心に風雪が強まるでしょう。また、低気圧や前線の影響を受ける西日本では冷たい雨となり、沖縄～九州南部では急な激しい雨や落雷、突風などにも注意が必要です。東日本も雲が広がりやすく、伊豆・小笠原諸島では次第に雨が降り出す見込みです。
2/26（金）09時の予想天気図
日中の最高気温は、北～東日本では昨日とほぼ同じ位、西日本では昨日を5℃前後下回り、この時期らしい寒さが戻るでしょう。北海道では広く真冬日となり凍てつくような寒さが続く見込みです。北陸、近畿から中国地方にかけては、日中の気温は10℃に届かない地点も多く底冷えする一日となりそうです。一方、九州南部では15℃を上回り、沖縄では25℃位まで上がり汗ばむ位の暖かさでしょう。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
太平洋側の地方では晴れ間が広がりますが、日本海側では雲が広がり、北海道では朝のうちから夜にかけて、東北も朝晩を中心に雪となり、山沿いを中心に積雪となるでしょう。車を運転される方は、吹雪による視程障害にご注意ください。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、北海道では-3℃～0℃位、東北は北部や日本海側で0℃～4℃、南部の太平洋側では5℃～9℃位となりそうです。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
伊豆諸島は朝のうちから雨となり、小笠原諸島も夕方頃から降り出すでしょう。ただ、主な雨雲は太平洋側の海上を通過する予想で、関東から東海にかけては雲が広がりやすいものの、天気の大きな崩れはなさそうです。北陸では朝のうちまで一時雪か雨となりますが、その後天気は回復し、夕方以降は晴れ間が広がりそうです。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、北陸と長野、岐阜県飛騨地方では4℃～9℃位、関東から東海地方の太平洋側にかけては10℃～13℃位の予想です。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
九州から中国・四国地方では朝のうちから雨となり、標高の高い山は雪となるでしょう。九州南部では雷を伴った激しい雨にご注意ください。近畿地方も昼前後を中心に雨となる所が多そうです。東寄りの風が強く横殴りの雨となるおそれがあります。しっかりした雨具をお持ちください。夕方以降は日本海側の地方から天気は回復し、晴れ間が広がる見込みです。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、近畿から中国地方にかけては10℃前後で寒さが厳しいでしょう。一方、四国の太平洋側から九州にかけては11℃以上で九州南部では15℃前後となりそうです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美と沖縄本島、大東島地方では昼過ぎにかけて雨となり、所により雷を伴い強く降るでしょう。落雷や突風などにご注意ください。先島諸島では雲が広がりやすいものの、日中は日差しも期待できそうです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、奄美は23℃、沖縄は24℃位の予想です。
（気象予報士：むらさめ）
