【虎の巻!?】名だたる紅葉スポットの見どころを味わいつくす~その1

連日テレビやインターネットなどでも美しい景色を目にされていると思いますが、今回はライフレンジャー地図チームきっての情報通・セキ氏お勧めの紅葉スポットをご紹介したいと思います。日本全国各地に名所がある中で、名前に「もみじ」とつくスポットがリストアップされました。紅葉鑑賞のチョイスは、たまたまメディアで見た、家から近い、交通の便が良い、美味しい名物がある、等々人それぞれだと思いますが、名前に「もみじ」がつく!こんなテーマで紅葉を楽しんでみるのも良いかも。


重要文化財×天然記念物
■大矢田(おやだ)神社もみじ谷
岐阜県美濃市

大矢田神社の楼門から本殿に至るまで、辺り一帯を埋め尽くすモミジは「楓谷のヤマモミジ樹林」として古くから国の天然記念物に指定され、多くの人に愛されてきました。
楼門を入ってから本殿まで30分ほどの道のりは、どこを向いても鑑賞スポット満載です。いくつかの神社、谷川を渡る神橋、234段の階段、滝と池。一足ごとに360度見渡すためにぐるりと回りたくなってしまうかも。

各部に精巧な彫刻と彩色が施された大矢田神社は、寛文12年(1672年)に再建されたもので、平成元年に国の重要文化財に指定されました。重厚感ある歴史的な建物が、何百年もの間こうして四季を静かに見つめていると思うと、モミジが生きて、季節ごとに色づき違う姿を見せ続けているということが不思議に思えてきそうですね。

ではここで、地元観光局の方が教えてくださった、見落としがちな名所を2つ。まずは楼門を入ってすぐ出迎えてくれるイチョウの大樹。樹齢200年とも言われ真っ青な秋空を照らすように鮮やかな黄色が映えています。次に楼門を過ぎてすぐの夫婦樹。仲良く100年を迎えたであろうといわれており、この樹に触れると家庭円満・子宝に恵まれるとか。(触る場所は現地でご確認ください!)

ところで美濃市といえばいわずと知れた「和紙」どころ。大矢田神社では「美濃和紙」を使った御朱印を受けることができるそうです。ユネスコ無形文化遺産に手漉き技術が登録された「本美濃紙」や、モミジの葉が入った「美濃手すき和紙」の御朱印など、季節と場所と土地がわかって最高の記念になりそうですね。

(写真提供・取材協力:美濃市観光協会)


大地主・高橋家の別荘の庭園だった
■もみじ園
新潟県長岡市

JR来迎寺駅から徒歩15分ほどの場所にある広大な敷地。その広さ約4,000m2(平方メートル)が、個人の持ち物だったと聞いただけでもビックリ!新潟県長岡市・越路地域の「もみじ園」は、明治後期当時の大地主・高橋家が別荘の庭園として作ったもので、その広大な土地に樹齢150年~200年のモミジや山桜、カエデ類、ツツジなど多くの植物が植えられています。中でも一番多く植えられているのはイロハカエデ。これは太平洋側に野生するモミジの一種で、高橋家が優れた品種を京都から移植したものといわれています。高橋家は京都で事業を展開していたとか。当時どのようにして移植したのか、それも気になるところですね。

何しろ広い敷地、その広さも見どころのひとつと言えそうですが、地元観光協会の方のお勧めスポットをご紹介したいと思います。まずは「園内にある国登録有形文化財の“巴ヶ丘山荘(ともえがおかさんそう)”から眺める庭園」。巴ヶ丘山荘は高橋家がお客様をもてなす茶室として明治時代に建てられた寄棟造(よせむねづくり)の近代的な和風住居で、国の登録有形文化財になっています。もうひとつは「もみじ園から眺める越路の街の夜景」。もみじ園は高台に位置しており、この地方を一望できるんです。色鮮やかな紅葉と風情ある町並みを堪能しつくしたい!

そしてさらに、夜間はライトアップ。昼間のモミジも最高ですが、夜は幻想的な世界を演出してくれます。夕暮れ時から夜へ、光によって違う姿を見せてくれる紅葉にも期待ですね。

(写真提供・取材協力:長岡市越路支所産業建設課商工観光係)


こんにちは、アールです。日々色づいていく紅葉を見ると季節って本当に巡っているんだなあとしみじみ思います。毎年新たな感動を与えてくれる、紅葉。一枚として同じ葉っぱじゃないのよね、なんてしみじみ思うと、葉っぱ一枚一枚がいとおしいです。ちょっとセンチメンタル?になってしまいましたが、第二弾もお楽しみに!

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ABOUTこの記事をかいた人

編集部の尻叩き役としてやってきたが、年齢を省みず過酷な階段降りにチャレンジしてお尻の筋肉を痛める。あまり知られていない秘境的な場所に旅することが大好きで、数奇な気象現象と出会っているが、その貴重さを理解できていない。料理の腕はイマイチだが魚をさばくことが趣味。多肉植物中毒。