夏休みの宿題、さっさと済ませる派でしたか?それとも先に遊んでおいて、後半一気に巻き返し派? 今日は夏休みの宿題のハイライト?ともいえる「自由研究」に使えそうなご提案です。今回も編集部内で「子どものことならこの人!」という頼れるパパ、ライフレンジャー・ナビのセキ氏に、実体験からのアドバイスを聞いてきました!
■ペットボトルで雲を作ってみよう!
<オススメポイント>
身近にあるもので簡単に作ることができます。親としても機材をそろえる手間がかからないのが魅力です。できあがったら、なぜそれができるかを調べたり考えたりすると良い勉強になります。
<用意するもの>
ペットボトル(1.5リットル程度の丸い炭酸飲料のペットボトルがやりやすいです)
線香
計量カップ(200cc以上)
電子式着火ライター 1つ
灰皿1つ
40~45度くらいのぬるめのお湯
※タオル・雑巾など
<やり方>
1:ペットボトルに100ccくらいお湯を入れる
2:キャップを閉めてよく振る
3:キャップをとる
4:線香に火をつけ、ペットボトルに差し込んで煙を入れる(10秒程度)
5:キャップをしめる
6:ペットボトルを良く振る
7:ペットボトルをすばやく凹ませたり、戻したりする(パコパコする)
===>白い雲が発生!
■気象に関することわざ(言い伝え)を調べてみよう!
<オススメポイント>
現象や由来、理由を調べると、さまざまなことがわかってきます。全国共通のものもあれば、その地域特有のものもあります。
<例> 全国共通の好天に関することわざ
○雲が沖から静かに上がればよい天気。
○雨のとき、トンビが飛ぶのは、晴れの兆し。
○朝、クモの巣に水滴がかかっているのは晴れ。
住んでいる地域独自のものを調べるのもおもしろいでしょう。地域の特徴が出ていて、旅に出たくなるかもしれないですね。
<例> 讃岐地方の好天に関することわざ
○阿波太郎(入道雲)が南に立てば天気が続く。
○朝曇りの昼カンパチ。<庵治地方>(雲が消えて良い天気になる。)
■この夏の天気を一気に見てみよう!
<オススメポイント>
毎日の日記を書き忘れていても気象庁のホームページで簡単に調べられます。いい時代になりましたよね。昔は図書館に駆け込んで古新聞の束をひっくり返して調べていました。
<まとめ>
オンラインで簡単に情報が手に入る、便利ないい時代です。検索すればサッとたくさんの情報が出てきます。だからこそ「どのように考えて知識を身に付けるか」にも力を入れていただけたら、と思います。大事なのは、苦労をすることではなく、頭を使うこと。
親御さんもお子さんも、とにかく無理はしないように。始業式前夜に泣きながら宿題をする、という状態になるのは避けましょうね。(セキ)
こんにちは、アールです。夏休みに入って7月のうちはなんとなく余裕だったのに、8月に入った途端「宿題、やらないとな~」って気分になったことを懐かしく思い出します。(今は毎日が宿題山積み状態!)宿題はなるべく早めに片付けて、心に余裕を持って夏やすみを思う存分楽しんでくださいね。