きょうを逃したら10年後!21日夕方は「日食」観察のチャンス!

6月21日は1年で最も昼(太陽が出てから沈むまで)が長い「夏至」の日です。そして日本の広い範囲で部分日食が見られます。

■次に日本で見られる日食は10年後

日本では2019年12月26日に日食が起こり、今回は「半年ぶり」ということでやや間隔が短かったのですが、次回日本で日食が見られるのは2030年6月1日で、なんと10年も先になります。世界の他の地域で見られる日食は何度かありますが、せっかく日本で見られるチャンス!関東地方は空模様が心配ではありますが、晴れるところが多そうですので、どうかこの機会を逃さずに!天気のチェックはライフレンジャー をご活用くださいね。

■ いつ見ればよいの?

日食が起こる時間を、地域ごとに表にしました(参考:国立天文台HP)ので、観測時間の目安にしてください。

画像:国立天文台HP

画像:国立天文台HP

■観察時の注意事項

ほんの数秒見ただけでも目を痛めるほど、強烈な光と熱を発しているのが太陽です。安全な方法で観察しなければ、最悪の場合「失明」の危険性もありますので、日食グラスなどの専用の観察器具を正しく使うなど、安全な方法で観察してください。

<絶対にしてはいけない危険な見方>

・肉眼で太陽を直接見る
・望遠鏡や双眼鏡で太陽を見る
・色つきの下敷きやCDなどを使って見る
・フィルムの切れ端などを使って見る
・煤(すす)などをつけたガラスの板を使って見る
・サングラスで見る
・日食グラスを使って望遠鏡や双眼鏡で見る

!くれぐれも上記のような「危険な見方」をしないよう、十分注意してください!
部分日食ですので急激に空が暗くなったりすることもなく、感覚的にはわかりづらいかもしれませんが、専用の日食グラスなどを使えば欠けた太陽の姿を見ることができます。もちろん、空の状況も気になるところです。当日の天気はライフレンジャーで小まめにチェックしてくださいね。(参考:国立天文台HP 天文情報 基礎知識「日食」「観察のしかた」)

(アール)

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