毎日が記録更新!? もはや灼熱地獄の日本列島

「記録更新」のニュース、スポーツなどの分野では大歓迎ですが、気温の高さや短時間の降水量に救急搬送者数…このところあまり歓迎したくないどころか、心配な「記録更新」が続いています。

例えば札幌。1961年の観測以降初めて「熱帯夜が3夜連続(7/30、31、8/1)となりました。また、東北地方の各所で「日最低気温の高い方から」の値が更新ラッシュ。これは、気温があまり下がらなかったことを意味しています。夜になっても気温が下がらず、熱帯夜となる日が多くなっており、涼しいイメージの北海道でもこんなに暑いのか!と驚くほど。
熱中症で救急搬送された人が、7/22~28で一気に増加し5.664人になったとの報道もあり(総務省消防庁発表)、長い梅雨が明けて一気に猛暑の到来した影響も大きく、暑さ本番となる8月はさらに注意が必要です。

気象庁ウェブサイトによると、この暑さは年々加速しているようなデータが出ています。(出典:気象庁HP)

一方、7/27~28にかけて、北海道の宗谷地方で「1時間・3時間の降水量の日最大値」、新潟県の村上市で「12時間の降水量の日最大値」が更新されるなど、大雨に関する記録が更新された地域もあります。
ゲリラ豪雨のような短時間に局地的に降る大雨も、年によって多少の上がり下がりはあるものの、平均するとずっと増え続けていることがわかります。(出典:気象庁HP)

大雨、猛暑などの極端な気象が続きますので、どうかみなさま、熱中症予防や対策などをしっかり確認・実行し、くれぐれも気を付けてお過ごしください。

(アール)

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