年々、暑さが激化? 熱中症にはくれぐれもご注意を!

沖縄から近畿地方、北陸は725日ごろまでに「梅雨明け」したと発表がありました。梅雨明けの発表はないけれど、7月は記録的な日照不足だった関東近郊にも太陽が照りつけ、真夏本番!台風発生の報道もあり、天気が気になるきょうこの頃。台風やゲリラ豪雨だけでなく、熱中症に対する注意が必要です。

毎年暑さが激化?

気象庁HPのデータを見ると、上位1012)地点のうち、昨年(2018年)に「日最高気温」の記録更新をした地点が7か所もあることがわかります。

 <今日の全国観測値ランキング 201972613:20現在>※ 気象庁HP 「全国観測値ランキング 日最高気温の高い方から」を参考に作成

ちなみに2018年、京都では猛暑日が14日連続・述べ32日、名古屋で猛暑日が13日連続・16日連続と大変な暑さだったことがわかります。

こうした暑さの中、熱中症で救急搬送された人も過去最高を記録し、6月から9月の3ヶ月間で92,710名と、前年(2017年・49,583名)と比べて43,127名も多く過去最高となりました。

5月から9月までの総計で都道府県別で見ると、東京都が7,843人で最も多く、次が大阪府7,138人、愛知県6,629人、埼玉県6,125人、神奈川県4,710人、兵庫県4,599人のようになっています。(総務省消防庁HP参照)

今こそ熱中症対策を!

毎日、こまめに天気情報をチェックすることも対策のひとつですが、気温の高さはどうにもしようがありませんので、いくつかできることをご紹介します。

* 外出時間に注意
気温が高い日中は、できるだけ外出を控える
日傘や冷却アイテムなどを活用する
水分はいつも手元に



* 運動の内容を検討
不慣れな運動、体温が急にあがる運動は控える
原則として炎天下で運動はしない

* 水分&塩分をこまめに摂取
水だけの摂取はNG。必ず塩分も一緒に
(経口補水液がオススメ)

* 食事を意識
旬の食材を使ってバランスよく
決まった時間に食事をとり生活リズムを整える
栄養はもちろん、食事から摂取している水分も減るため、食欲が減退しやすい夏場は、水分不足にも注意が必要です。汁物・水分の多い献立を

* 睡眠をしっかりとる
睡眠不足も熱中症の原因のひとつに
特に寝苦しい「熱帯夜」には、涼しく入眠しやすい環境を整えることも大事
(入浴の際は、事前に水分補給~うっすら汗をかく程度に。汗をかくことで、体温の上昇を少し抑えられます)

ライフレンジャーでは、1時間毎の気温予報も知ることができます。1日の気温のピークもチェックして、予定の参考にしてくださいね。どうか気をつけてお過ごしください。

(アール)

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