屋久島で50年に1度の猛烈な雨!豪雨から身を守るために必要なことは?

2018年7月に発生した「平成30年7月豪雨」や「平成29年7月九州北部豪雨」「平成27年9月関東・東北豪雨」「平成26年8月豪雨」など、大きな被害をもたらした豪雨がここ数年立て続けに発生しました。また、つい先日は屋久島でも「50年に一度の猛烈な雨」が観測されました。
日本には梅雨前線や台風などで大雨が降ることもしばしばあり、年間の平均降水量は世界平均の約2倍、世界で4番目の雨の多い国です。活火山の数も多く、世界で2番目、マグニチュード8.0以上の地震の20%が日本で発生している、など、無視できない数字が並びます。

雨が続いたり豪雨があると、川の氾濫だけでなく土砂災害にも注意が必要です。今回は豪雨時の備えについてまとめます。

■気象情報に注意!

台風の季節はもちろんですが、近年は梅雨のシーズンに大雨が観測されています。気象情報を小まめにチェックし、状況に応じて浸水対策や、避難の必要があるときは速やかに行動しましょう。

■詳細情報をインターネットで確認!

気象庁はもちろん、ライフレンジャーをはじめとした気象情報サービスでは、天気予報や雨量のほか、注意報や警報などを確認することができます。地域によっては国土交通省や自治体のウェブサイトで、観測所のある河川の雨量や水位を、ほぼリアルタイムで知ることができます。
いざ!というときだけでなく、日頃から関心をもってこうした情報をチェックしたり、見たいときにすぐ見られるようブックマークしておきましょう。
参考:川の防災情報(国土交通省)
http://www.river.go.jp

■避難は迅速に!

避難は浸水する前が原則です!避難勧告や避難指示(緊急)が発令されたら、ためらわず非難してください。「避難指示(緊急)」は「避難勧告」よりも事態が切迫していることを示しています。一瞬で突然の危険が迫ってきます。判断の遅れが命を落とすことにつながりかねません。

■屋外で危険を避けるには

水深が膝下を上回ると安全な避難は困難になります。そのような状況では無理をして移動を続けず、屋内の高い場所に移動しましょう。フタの外れたマンホールや道路わきの溝・用水路などに転落しないよう十分注意し、単独行動は避けて、ロープなどで体を結んだり、棒などで足元を確認しながら歩きましょう。

■運転中の危険を避けるには

豪雨の際は自動車のブレーキがききにくくなったり、濁流に車ごと流されたりする危険があります。少しでも高い場所に移動して停車しましょう。水かさが増してきたときは車を放置して避難してください。この際、緊急車両の妨げにならないように駐車し、キーは付けたままにします。
アンダーパスは冠水している可能性が高く、極めて危険な場所となりますので回避するよう心がけてください。


最も大切なのは「迅速な避難」です。「これまで大丈夫だったから」「うちは大丈夫」など、災害時には物事を楽観的に都合よく考えてしまう「正常性バイアス」という心理になりがちです。これはとても危険なこと。多くの方がこの考えで逃げ遅れたり、命を落としたりしています。危険が迫っている情報があったら、待ったなし!の迅速な対応が必要となります。たとえ「何事も無かった」避難だとしても訓練になるととらえ、とにかく避難してください。

▼以下、過去の特集も是非参考に、今のうちに目を通しておいてくださいね

【防災特集②】平成30年7月豪雨 災害時の「情報」について考える
【防災特集③】正しくご存知ですか?大雨特別警報・注意報、レベルの違い
【防災・雨】猛烈な雨って、どんな雨のこと?

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