午前1時は「朝」扱い!? 天気予報の時間、実はこうなってます。

アプリやネット、テレビ、あらゆるメディアで一日のうちに何度か報じられる天気予報で使われている「時間の表現」に注目してみました。

例えば「未明」といわれたら、あなたは何時頃から何時頃までだと感じるでしょうか?
「未明」を調べてみると「夜がすっかり明けきっていないとき・明け方・夜明け前」など表現されていることが多いようです。なんとなく、朝になる前・太陽が昇る前かな~と感覚的に捉えている方も多いでしょう。

では「夕方」は? 夕方、といえば「日暮れ時」太陽が沈む頃・・・というと、季節によってその時間は異なる感じですよね。夏は当然「夕方」は冬と比べて遅い時間になるでしょうし、地域によっては1日のうちでも「夕方」の時間が違うかもしれません。
ところが、です。天気予報ではこの時間が明確に区切られています。

これを見ると午前1時は「未明」に、午後3時30分は「夕方」の区分に入ります。・・・ということは「雨は今日の夜遅くに降り始め、明日の未明には止む」と予報されていたら、朝4時過ぎに家を出なきゃならない場合は「雨の心配をしなくてすむ」(可能性ですね、予報ですから)ということになります。

「未明」に関して言えば少し違和感をおぼえる人もいらっしゃるかもしれませんが、3時間ごとにきっちり区切られていれば、天気予報を聞くときに「夕方って何時のことよ?」などと悩む必要がなくなりそうですね。

他にも「天気予報」の表現について記事がありますので、ご興味あれば是非読んでみてくださいね。

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(アール)

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