運がよければ4月23日に「平成最後の流れ星」が見られるかも

新元号が発表されて、いよいよ「平成」最後を強く意識する1ヶ月間になりそうですね。平成最後の4月。平成最後のお花見、平成最後の新月。平成最後の満月・・・なんにおいても「平成最後」です。なにかとザワザワしていますが、4月の空も冬から春へと変わっています。

(画像:国立天文台HP)

4月の夜空は「冬の大三角形」から「春の大曲線」を描く「春の大三角形」へバトンタッチ。23日頃には「4月こと座流星群」が明け方にピークを迎えます。「平成最後の流星群」・・・流れ星1つでも発見したいところですが、残念なことにちょうどピークの時間は満月後(満月は19日)の月が明るくて条件がかなり悪いんです。

4月2日は月が金星に接近、24日頃には木星・土星にそれぞれ接近し、明け方の夜空は月と太陽系惑星のコラボレーションで賑やかになります。ただこの時期は、気温があがるにつれて水蒸気が増えてきて、空がかすんだようになり、真冬のような絶好の観測期とは言えない状態の日が多くなりそう。

(画像:国立天文台HP)

月末には10連休が控えているし、予定や計画で忙しく毎日を過ごしていらっしゃると思いますが、ときどき夜空をあおいで「平成」にあったあんなことやこんなことにも思いをはせてみてください。

(アール)

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