1月3日、熊本で最大震度6弱の強い地震が発生しました。停電している地域もあるようです。地震はいつ、どこで発生するかわかりません。どうか、日頃から地震への備えを万全にしてください。
準備をしているか否かで、避難にも大きく影響します。以下、ライフレンジャーで実施した調査結果も含め、地震発生時に必要な知識をお伝えします。
【逃げ切れる人はわずか2割】
■あなたはどっち?
こちらはライフレンジャーが20~60代、男女700人に向けた防災に関する意識調査を行った結果です。
Q 日ごろから地震や津波の被害に備えた対策が出来ていますか?
という質問に対し、日ごろから対策を出来ていると答えた人は全体の約2割、対策をしていないと答えた人は約8割という結果になりました。
■安全な場所に避難するまでに必要な7つのこと
例)就寝中に緊急地震速報が発表されてから、安全な場所に避難するまでの行動
【※ ○ = 災害時に必要な行動 】
事前対策をしていない人ほど、震災時にやらなければならないことが多くなってしまいますね‥
①まずは落ち着く
–事前の備えの有無に関わらず、震災時にまず大切なのは落ち着いた行動をとってください。
②灯りの確保
–地震は何時に発生するかわかりません。今回の地震で、北海道地方では何十万もの世帯が停電しています。もし、夜中の発生で停電してしまったら、行動するには懐中電灯などが必須になります。
③靴をはく
–散乱した家具や割れたガラスなどがあると屋内でも足元は危険。枕元に靴の準備をしておきましょう。
④身支度(防寒など)
–避難するときは動きやすい格好で。また、雨の季節には雨具なども必要です。
⑤情報収集と判断
–避難時に必要なのは正しい情報。すばやい避難行動をとるために情報収集はとても大切です。
⑥防災グッズ
–地震後に思わぬ怪我などをしないよう、軍手やマスクの準備を。また、保存のきく非常食も備えておきましょう。
⑦避難ルート決定
–どこに避難したらいい‥?どうやってそこまで行ったらいい‥?事前に準備が出来ているかどうかで大きな差が出るかも知れません。
日ごろから備えが出来ている人はいざというときにすばやく行動することが出来ます。ご自身と大切なご家族を守るために、今一度、地震に対する備えのご確認を!
お正月でご家族皆さまが集まる時期でもあります。年の初めに必要な情報の共有などしてもよいかもしれないですね。