台風12号が日本列島に接近しています。日本列島を猛暑で覆った高気圧が2つに分かれた状態で、台風12号はこの中間を通る可能性が高く、日本列島に上陸・縦断の可能性が高いと予報されています。
台風の進路については最新の情報を確認するようにしてください。また、今のうちに出来る準備・対策を!早め早めの行動が大切です。「対策と言っても、具体的になにをすればよいのかわからない!」という方のために、今回は「事前準備」についてお伝えします。
■台風で一番困るのは「窓」対策
ライフレンジャーの調査で「台風がきたとき窓ガラスの対策方法がわからなくて困っている!」という声が最も多いことがわかりました。
窓ガラスは「風の強さ」で割れるのではなく「飛んできたもの=飛来物」で割れるんです。ベランダに置いてあったモノで自宅の窓が割れてしまわないように、また、他人の窓を割ってしまう加害者にならないためにも!今すぐできるのは「ベランダにあるモノを室内にしまう」こと。洗濯機などはそう簡単に動かせないかもしれませんが、せめて「飛んでいかない・動かない」ための対策を。
【 外に置いていませんか?!】
物干し竿、植木鉢、じょうろ、スコップ、自転車、スリッパ、ゴミ、テーブル、椅子…これらは台風が上陸する前に室内へ!
洗濯機、ほか重量のある大きなモノ…ロープなどで固定して動かないように!
●さらに安心!
雨戸やブラインドを閉めておく
●もっと安心!
ガラス飛散防止フィルムなどを貼る
(インターネットでも手軽に購入できます。台風が来る前に確認してみてはいかがでしょうか?)
■いつやる?台風対策のタイミング
ベランダに出しているものを部屋の中に入れたり、安全が確認されたらまた出したり、これを繰り返すのはちょっと面倒ですよね。できれば「確実にやってくる」とわかってから行動したい…と思うかもしれません。が!台風が来た時の予報を思い出してみてください。「予報円(○部分)」の範囲が結構広く表示されていませんか?
【台風進路図サンプル】
台風進路の予測は年々精度がアップしているとはいえ、被害が「ゼロ」にはなっていないのが現状です。台風発生の一報があれば「念のため」準備をしておくことをオススメします。
■災害対策、基本は同じ。日頃からできる3つのこと
以上、台風に対する備えを書かせていただきましたが、災害に対する備えで共通していることはといえば、食糧の確保、水の確保なども大事ですね。災害対策グッズにあげられるような基本的な装備はいつでも使えるように、日頃からのチェックをお忘れなく!台風の真っ只中、買い物に行かないと食べるものが無い!なんてことにならないような備えを万全に!