3月も下旬に入り、西・東日本の各地からさくら開花の便りが届き、東京や熊谷では平年より10日以上早く満開を迎えました。東北地方の桜の蕾もここ数日の暖かさで生長しており、4月早々に開花の便りが届きそうです。
向こう3ヶ月(4~6月)の平均気温は東・北日本では平年並みか高く、最新の1ヶ月予報によると4月は北日本で特に高温になる見込みです。積雪が残る地域では融雪にご注意ください。西日本と沖縄・奄美地方は平年並みとなるでしょう。
向こう3ヶ月の天気は周期的に変わるとみられ、西~北日本は平年と同様に晴れる日が多く、降水量は平年並みとなるでしょう。また、梅雨前線の動きを左右する太平洋高気圧の北への張り出しが弱いことから、梅雨前線の北上は平年より遅い見通しです。そのため、西・東日本の梅雨入りは平年より少し遅れる可能性があります。
一方、沖縄・奄美地方では暖かく湿った空気が流れ込みやすく、降水量は平年並みか多くなるでしょう。今年の梅雨入りは平年並みとなる見込みですが、梅雨前線の影響が長引くため、梅雨明けは遅れるかもしれません(平年の梅雨明け:沖縄は6月23日頃、奄美は6月29日頃)。
(きっしー)