西・東日本の桜の花びらは散って、春の別れもまもなくです。先週末の19日(土)には群馬館林市で最高気温30℃を超え、関東で今年初の真夏日を観測しました。全国的に見ても4月は、北日本を中心に寒気の影響を受けにくく、北日本~西日本まで高温偏差となりました。本日23日(水)からは、気象庁より、暑さ指数(WBGT)及び熱中症特別警戒アラート・熱中症警戒アラートの情報提供が開始されました。暑い夏が近づいてきているような気がします。

平均気温の傾向(5月~7月)
向こう3ヶ月(5月~7月)は、暖かい空気に覆われやすく、全国的に平年より高くなる見込みです。月別においても暑さが本格化する前の6月から高温となる確率が高く、特に屋外で活動される際は熱中症対策を心掛けるとともに、夏に向けてエアコンの点検・掃除をしておくなど、早めの暑さ対策をすることが大切です。

降水量の傾向(5月~7月)
向こう3ヶ月(4月~6月)は、梅雨前線の影響を受けやすい時期があり、北日本では平年並みか多い見込みです。期間中は北日本で多雨傾向が予測されていますが、近年は梅雨時期など全国的に大雨の発生頻度が増加しているため、防災意識を高め、最新の気象情報にご留意ください。
(担当:りょた)