今年の秋も厳しい残暑に

もうすぐ8月も終わり。ここ数日は暑さが和らいで夕暮れ時の虫の音に秋の気配が感じられます。・・ただ、今週の後半になると夏の高気圧が勢力を強めて、西・東日本を中心に再び厳しい暑さが戻る見込みです。引き続き、熱中症に注意してくださいね。

さて、今年は平年より梅雨明けが遅れましたが、梅雨明け後は強い陽射しが照り付けて体温を超える危険な暑さになったところもありました。終戦記念日(8月15日)には台風10号によるフェーン現象で新潟県糸魚川で最低気温の国内歴代記録を塗り替える31.3℃を記録し、日中は新潟県と山形県の各地で40℃超の猛烈な暑さとなりました。

今年も全国各地で熱中症とみられる症状で救急搬送される方が相次ぎ、総務省消防庁によると4月29日~8月18日までの熱中症搬送者数は56,514人にのぼり、112名の方が亡くなったとのこと(速報値)。開催まで一年を切った夏季スポーツの祭典における暑さ対策が気がかりです。

↑平均気温の傾向(9-11月)

↑降水量の傾向(9〜11月)

気になるこの先の天候ですが、最新の3ヶ月予報によると、今年の秋(9〜11月)も全国的に暖かい空気が流れ込みやすく、平年より気温が高くなる見通しです。熱中症に注意するとともに季節の変わり目で朝晩と日中との寒暖差が大きくなり始める頃ですので、体調管理にお気を付け下さい。

また、向こう3ヶ月の降水量は北日本の太平洋側は平年より多く、沖縄・奄美地方は少ない見込みです。そのほかの地域は平年並みの予想です。秋は台風+秋雨前線の影響で雨量が多くなる時期です。引き続き、大雨災害に留意して非常用持ち出し品や避難ルートの確認を行っておきましょう。

↑秋も台風シーズン

(みやっち)

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ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。