【しし座流星群】この先数年くらいの間で今年が一番、条件いいかも

年末に向けて流星群の話題が多くなっています。夜が長くなる分、ピークに当てはまる時間帯も長くなり、チャンスが増える時期。今日は「しし座流星群」についてお伝えします。

11月18日に極大を迎えるしし座流星群は、放射点がしし座に、母天体は33年周期のテンペル・タットル彗星にあります。この流星群の特徴はとにかく「速い」こと。これは母天体のテンペル・タットル彗星の軌道傾斜角が約162度あるため。10月りゅう座流星群の母天体であるジャコビニ彗星は約31度、ふたご座流星群の母天体であるファエトンは約22度、ペルセウス座流星群の母天体であるスイフト・タットル彗星は約113度。(ちなみに地球の軌道傾斜角は0.002度)時速71kmもの速さで流れる流星は、数ある流星群の中でも最高値に近い速度だとか。

テンペル・タットル彗星が33年周期であるため、この周期がしし座流星群の出現数に大きく影響しています。彗星が太陽の遠くにある年の前後は1時間に数個程度しか出現しませんが、近くになると何千とも言われ「流星雨」「流星嵐」なんて呼ばれるほど。

過去の記録によると、1966年にはアメリカの狭い地域ではあるけれど1秒間で最大40個・1時間になんと15万個もの流星が観測されたというデータがあるとか。15万個!・・・10分も観ていたらお腹一杯になりそうです。
一番近い大出現の記録は2001年。このときは日本でも好天に恵まれて条件もよく、全国でかなりの数の流星(流星雨)を観測することができました。私も観た!と記憶にある方も多いのではないでしょうか。

あれから16年。計算するとちょうど一番遠い・・・感が否めない2017年のしし座流星群、なんですが、今年は観測条件的にはかなりいい感じなんです。

・新月で月明かりの影響が殆どないこと
・極大の時間帯が深夜であること

今後数年間は極大時間が昼間とか月齢が満月に近いとか、その他諸々ちょっと残念な感じ。出現数が少なくても、今年は絶好のチャンスかもしれません。どっさり見えるより、1つの流星に対する感動が大きいかもしれないですね。

さて、気になる当日のお天気は?「見えるかなMAP」でご確認ください!

<11/19夜の天気概況>

西高東低の気圧配置で強い寒気が流れ込むため日本海側の各地はシグれて雨や雪となるところが多いでしょう。西日本も日本海側中心に雲が多くなる見込みです。太平洋側は鑑賞のチャンスありですが、大変寒くなるため防寒対策は万全に!!(※11/15時点の予想なので変わることがあります。当日の天気はライフレンジャーでご確認ください!)


こんにちは、アールです。流星群シーズン真っ最中。暗いところ、明かりがないところを無意識に探してしまいます。理想は孤島や山中なんですが、行くのはかなりハードル高いですもんね…。大きくてよく見える流星が、ちょうど私が空を見上げたときにスーッと流れて欲しい!

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ABOUTこの記事をかいた人

編集部の尻叩き役としてやってきたが、年齢を省みず過酷な階段降りにチャレンジしてお尻の筋肉を痛める。あまり知られていない秘境的な場所に旅することが大好きで、数奇な気象現象と出会っているが、その貴重さを理解できていない。料理の腕はイマイチだが魚をさばくことが趣味。多肉植物中毒。