大型の台風21号が日本列島に接近しています。この台風については、以前甚大な被害をもたらした台風と進路が酷似しているとも言われており、特に警戒が必要です。
<台風21号の特徴>
秋雨前線+台風本体=二段階のW大雨
大型化、広範囲で強い風と高波
日本に近づきスピードアップ
対策と言っても、具体的になにをすればよいのかわからない!という方のために、今回は初級編として「事前準備」についてお伝えします。
■台風で一番困るのは「窓」対策
ライフレンジャーの調査で「台風がきたとき窓ガラスの対策方法がわからなくて困っている!」という声が最も多いことがわかりました。
窓ガラスは「風の強さ」で割れるのではなく「飛んできたもの=飛来物」で割れるんです。ベランダに置いてあったモノで自宅の窓が割れてしまわないように、また、他人の窓を割ってしまう加害者にならないためにも!今すぐできるのは、そう「ベランダにあるモノを室内にしまう」こと。洗濯機などはそう簡単に動かせないかもしれませんが、せめて「飛んでいかない・動かない」ための対策を。
【 外に置いていませんか?!】
物干し竿、植木鉢、じょうろ、スコップ、自転車、スリッパ、ゴミ、テーブル、椅子…これらは台風が上陸する前に室内へ!
洗濯機、ほか重量のある大きなモノ…ロープなどで固定して動かないように!
●さらに安心!
雨戸やブラインドを閉めておく
●もっと安心!
ガラス飛散防止フィルムなどを貼る
(インターネットでも手軽に購入できます。台風が来る前に確認してみてはいかがでしょうか?)
■いつやる?台風対策のタイミング
ベランダに出しているものを部屋の中に入れたり、安全が確認されたらまた出したり、これを繰り返すのはちょっと面倒ですよね。できれば「確実にやってくる」とわかってから行動したい…と思うかもしれません。が!台風が来た時の予報を思い出してみてください。「予報円(○部分)」の範囲が結構広く表示されていませんか?
【台風進路図サンプル】
台風進路の予測は年々精度がアップしているとはいえ、被害が「ゼロ」にはなっていないのが現状です。台風発生の一報があれば「念のため」準備をしておくことをオススメします。
■災害対策、基本は同じ。日頃からできる3つのこと
以上、台風に対する備えを書かせていただきましたが、災害に対する備えで共通していることはといえば、食糧の確保、水の確保なども大事ですね。災害対策グッズにあげられるような基本的な装備はいつでも使えるように、日頃からのチェックをお忘れなく!台風の真っ只中、買い物に行かないと食べるものが無い!なんてことにならないような備えを万全に。
こんにちは、アールです。台風21号接近。流星群を観察するため、週末に小旅行を計画していましたが急遽中止。こんな状況では流星群どころじゃない!まずはベランダに置いてある大量の植木鉢を室内に。…まるで南国のようなリビングになりました。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。みなさまもどうかくれぐれも対策をしっかりなさってください!!