10月8日~9日にかけて「10月りゅう座流星群」が極大を迎える…ことになっています。りゅう座とは「龍」の形とされている星座のことですが、北西のピンク色の○で囲んだ辺りに位置する星座です。
資料参考:国立天文台HP
この流星群は、母体が「ジャコビニ・ジンナー(Giacobini-Zinner)彗星」にあることから「ジャコビニ流星群」と呼ばれることも。太陽の周りを6年半かけて回っており、2周する13年ごとに活発化するそうです。前回、活発な活動を見せたのは2011年。それから7年目の今年は残念ながら「活発」というわけにはいきませんが、実はこの流星群は「なにが起こるかわからない」とされており、まさに「出たとこ勝負」な流星群らしいのです。
記録のある「当たり年」の出現状況を見てみると…
1926年 極小規模
1933年 かなり活発
1946年 活発
1959年 小規模
1972年 極小規模
1985年 やや活発
1998年 活発
2011年 やや活発
こんな感じです。ちなみに2011年から13年目にあたる2024年といえばパリでスポーツの大きな祭典が開催される年。…この祭典があれば覚えていられそうですね!
13年ごとの当たり年ですら、活発なときとそうでないときがあるので、今年もなにが起こるかわかりません。ですが、6日に満月を迎えるので流星群を観察するにはちょっと不向き。月明かりの中でも見える流星があることを期待しましょう!
(写真はイメージです!)
■気になる!当日の「見えるかなMAP」
【気象概況】(10月8日21時頃)
移動性の高気圧に覆われて全国的に概ね晴れる見込みですが、高気圧の後面をまわる湿った空気や寒気の影響で、所々で雲がかかり夜空を覆ってしまうところもあるかもしれません。
(※)予報は変わりますので最新の情報にご留意ください。
こんにちは、アールです。流星群といえば安定して流れていると思っていたのですが、13年周期の流星群があるとは!でもこんな条件で1つでも見ることができたら…すっごく貴重な「流星」になりそうですね!