いきなり謎かけみたいな文字を並べてしまいましたが、こちら、何だと思われますか?夜空に輝く星の並びの呼称です。
(9月の空 出展:国立天文台HP)
春の大三角形(大曲線・ダイヤモンドもある)
夏の大三角形
秋の四辺形
冬の大三角形(ダイヤモンドもある)
星座の明るい星と星をつないで、三角や四角につないだもの。なぜこのように呼ぶようになったのでしょう? このような呼び名は、ヨーロッパで使われていたようですが、日本に普及したのはいつ頃かというと、明確にはわかりませんでしたが、戦後(1947年頃)には「夏の大三角形」という言葉を書籍の中で使った学者さんがいたようです。
空には上の図のような線など描かれていないので、星にすごく詳しい人でないと1つの星座を見つけるのもなかなか難しいですよね。夜空を誰かと一緒に見上げたときに、比較的単純な形=つまり三角形や四角形などをさっと見つけることができれば、周辺の星と合わせて星座を確認することができるかもしれません。
今のように地上が明るくなかったであろうと思われる「昔」は、もしかしたら(肉眼で見える)星の数が多すぎて星座がわからない!という悩みだったかもしれないですよね。
いずれにしても、数個の明るい星を覚えることで空の季節の移ろいを知ることができるのは、ちょっとロマンティックかもしれませんよ。
例えば「いま、秋の四辺形がすごくきれいだよ~」と誰かにメールしたり、お子さんと一緒に空を見上げたり。これから星が見やすい季節になってきますので、ちょっと期待したいところですね。
こんにちは、アールです。空にこんなに「○○角形」があるなんて!あまり意識したことがなかったのですが、こうしてみるとかなり興味深いですね。星を見つけるのは決して得意とは言えないですが、三角や四角なら何とか見つけられそう!ということで、この秋は空を見上げる回数を増やしてみようと思います。