日本には毎年、何個の台風が訪れる?

2013年10月16日、関東沿岸に最接近した台風第26号は、西日本から北日本にかけて記録的な大雨をもたらしました。それにより伊豆大島では大規模な土砂災害も発生し、多数の死者や行方不明者、負傷者が出る大災害となっています。風害、水害、高潮害など、さまざまな災害の原因となる台風。一体、年間に何個くらい訪れているのでしょうか。

台風が増える時期は?

最近、日本に接近した台風の個数は、2012年は17個、2013年は14個、2014年は12個。過去30年間の平年値は、約11個となっています。それらが集中しているのは、6月から10月にかけて。台風は海水温の上昇が原因となり発生するため、夏から秋にかけて、日本に接近する台風も増加するのです

上陸した台風の個数は?

台風が上陸した場合、非常に大きな災害をもたらすこともあります。最近、日本に上陸した台風の個数は、2012年は2個、2013年も2個、2014年は4個。過去30年間の平年値は、約3個となっています。それらも接近した台風と同様、やはり6月から10月に集中しています。
すでに、台風が頻繁に発生する時期に突入しました。日本の付近で台風が発生したら、その被害に遭わないためにも、進路予報などを確認するようにしましょう。

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